尖閣ビデオ投稿問題

あれは「流失」ではなく「投稿」です。

尖閣諸島沖での海保と中国漁船との衝突問題。

事件の直後より、海保側はビデオ撮影してたことは承知の事実でありました。

ごく普通の感覚で云えば、なぜ公開することを拒むのだろうと政府の対応を不思議に思っていた国民は多いのではないか。

一部の国会議員に編集された６分少しのビデオを見せた。

以下はその感想であります。↓



【政治】尖閣ビデオを視聴した議員のコメント集
中井洽（ひろし）衆院予算委員長（民主党）「大変鮮明に衝突の状況が映っていた。
政府側のチラチラした説明が、私どもにも十分に分かる映像だった」

武部勤衆院予算委筆頭理事（自民党）「明らかに悪質な事案であることは間違いない。
なぜ中国人船長を現行犯逮捕しなかったか。釈放はおかしい。国民に見てもらうべきだ」

礒崎陽輔参院議員（自民党）「向こう（中国漁船）の意図的な衝突と見て間違いない。
衝突の映像だけしかなく、これだけでは足りない」

大（だい）門（もん）実（み）紀（き）史（し）参院議員（共産党）「明らかにぶつかっ­てきている。
（中国船の船員は）淡々としていた。（ビデオの公開は）慎重にした方がいい」

福島瑞穂社民党党首「車が道路でちょっとコツンとぶつかるような、あてて逃げるという­映像だ。
（挑発行為は）離れてるし、分からなかった。反日デモがエスカレートしている状況だ。
国民に公開することは慎重であるべきだ」

山内康一国対委員長（みんなの党）「２度目も故意であることがうかがえた。
すごい大声で停船命令をしていたにもかかわらず（船員たちは）平然としていた。
もっと早く公開していれば国際世論も日本に好意的になっただろう」
(中略)
　小林興起（こうき）衆院議員（民主党）「向こうが逃げまどって、当たっちゃったという­ことだ。
衝撃があるような当たり方じゃない。ぶつかる瞬間はカメラの位置からして見えない」
(中略)
川上義博参院議員（民主党）「公開はタイミングを逸している。
外交カードとして持っておくのが日本にとってベストだろう」

加藤修一参院議員　（公明党）「国民にできるだけ公開した方がいい。
故意にぶつけていると判断できる状況だった」

小林と福島みずほ　は、どこの国の政治家なんでしょうね。


引用終わり↑

最後の一行はこのコメントを載せた人物が書いたものです。

まさか、一般国民が直後にビデオ見るとは思ってもいない。
その前提でコメントをみると興味深い。



YuTubeに流失したビデオはいくつかに分かれ４０数分のもの。

実際は２時間以上あるのでカットしている部分があるようだ。


ネット社会の便利さと怖さを味わいましたね。


誰がYuTubeに投稿したのか？


別に軍事機密ではないし、特定の個人を攻撃するものでもない。

ただ、事実関係がどうだったかということだ。

海保の職員や検察の職員もかなり不満が溜まっているのではなかろうか？


国会議員はどこの国の議員なのだろうか？

日本ではないか。

国土という主権を堂々と主張することが肝要。

主権を犯されたら猛烈に抗議することが当然。


日本は日本らしく。

毅然とした態度で相手を罵倒するのはなく、紳士的に粛々と日本の考え方を伝える努力をするべきだ。

他国に気を使うことと、事実関係を国際的に明らかにすることは意味が違うと思うのは小生だけだろうか？

日本の対応が世界各国から（当事国でななく）支持や賞賛を得られれば良いのでは。

一国民として政府の毅然とした対応を望みたい。