(最近は大企業を中心にお盆とは無関係の夏休みが多い)
戦後日本は地方から都市部への人口移動が起こり、農業から製造業などへ仕事を求め、そして家を構えた。
お盆の時は田舎へ帰り、家族との再会、そしてご先祖様へ挨拶に行ったのでした。
もちろんそうした人もまだまだいます。
分かりやすくするために、団塊の世代の人たちを例にしましょう。
団塊のトップランナーは来年還暦を迎えます。
すでに親はあの世に旅たった人も多いでしょう。
田舎に帰るのは「親が生きているうち」という人も多いでしょう。
子供たちが小さい時は田舎の遊びも新鮮だし大いに楽しかった。
また、米をはじめおみやげもたくさんもらって・・・
今年のある調査では田舎に帰る費用が46,000円と試算されていて、かなり家計に重たいのだと報道されていた。
団塊世代も団塊ジュニアが所帯を持つようになりました。
団塊ジュニアの生まれは都会です。
そこで小生は想うのです。
最近の親殺し、子供殺し、子供への虐待。
人間として最低の事件です。
宗教心の無さが一番の原因ではないかと・・・
日本にキリスト教の布教で来た、フランシスコ・ザビエルは本国への書簡で述べています。
特定の宗教を持たない国で、これほど規範が守られ、礼儀正しい人々は見たことがないと・・・。
日本は神道と仏教が両立しています。
お宮とお寺ですね。
小生も小さい頃はお宮さんとお寺が一体になっているところでよく遊びました。
ここで云う宗教心とは、特定の宗教を熱心にするという意味ではなくて、
ご先祖様への感謝の気持ち
という意味です。
近いご先祖は仏様、遠いご先祖は神様。
そんな感じで良いのではと想うのです。
生かされている命というような教えがないのでしょう。
小生は新しい「家」ですから仏壇がありません。
自宅には神棚もありません。
会社には伊勢神宮で買った神棚はありますが・・・。
お盆には毎年一族が集まります。
30人近いかな。
昔からの伝統行事である、迎え火と送り火があります。
ご近所の家にもお互いにお線香をあげます。
食育も大事だが、親に対する感謝の気持ち、ご先祖様への感謝の気持ちというものを教えることが必要でしょう。
これは親の姿を後ろから見て感じることなので親の生き方が教科書です。
これはなかなか根が深い問題だと想うね。
※ブログもお盆休みをいただきます。17日から再開します。※
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