米を取り扱う会社はリスクが大きくなっております。
穀物の場合、相場が乱高下すると混乱に陥ります。
先物取引はまだ本格的に機能していないので現物相場になります。
消費税増税前の「売り」圧力は強い。
民間の業者間市場では売り一色で相場下落。
関東コシ到着12000円以下も出てきてます(仲間相場、大型トラック単位・運賃込、消費税別)
産地の在庫は厚いところ多く危機感が生まれているのでしょう。
青森はいち早く価格下げたので動きが良いとか。
1等で11000円という「売り」も出ています。(上記条件)
いやはや大変なことになっています。
売れると読んだこの時期に在庫を処分したいということでしょう。
株式相場と同じで下げの時は「売り」になり、上げの時は「買い」になる。
問題は、数量契約している場合。
計画通り売れれば良いがそう簡単なものでもない。
前年産の持越し抱えて消化が遅れているところが多い。
4月の声を聞くと焦りが出てきます。
せいぜい、4月までにはメド立てておかないと在庫圧力に押しつぶされる。
こんな状況なので26年産は数量契約しないという。
当用買いに徹するという。
そんな話も聞こえてきました。
これは一般米の話し。
追伸
こういう状況の中、ある大手企業が農業生産法人と組んで米卸に参入しました。
「産地」と「品種」
ウリモノは少量パックと脱酸素剤入りで日持ちを長くするというもの。
テレビCMも流し宣伝費投入しています。
たぶん、
「こんなハズではなかった」
ということになるでしょう。
そんなに甘くありません、この業界も。
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Zion
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