市川稔の米(マイ)情報

出版業界売上5年で▲1兆2500億円

わくわく、楽しい話題でなくて恐縮ですが・・・


市場の環境変化の象徴的な出来事なので。


出版業界の売り上げが5年で1兆2500億円消滅した。


記事はこちら


2008年から2013年の5年のことです。


今年、2015年はどうか?


2014年より840億円減少し、1兆5200億円ほどだという。


NHKニュース



えらいこっちゃ!


市場が縮小して行く恐ろしさ。


日本の出版統計


出版業が落ち込めば、印刷も減る、取次も減る、小売りも減る。
逆に、小売りが減るからすべてが減るというのが正解だ。


読みたい本が決まっていればAmazonなどでポチっとやれば翌日届いてしまうのだから。






このブログで何度も書いていますが、


日本国内の消費は1996年か1997年あたりがピーク。


それ以降ずっと減り続けています。


デパート、スーパーの総売り上げもそうです。


この15年は情報技術(IT)が一気に進み。


出版業界がもろに影響を受けているというわけです。


電車に乗るとよくわかります。


新聞買わない、週刊誌買わない、雑誌買わない・・・


買う人が少なくなっている。


自分の可処分時間はそれぞれ限りがあります。


それが、スマホに流れている部分が大きいと思う。


だから、


出版不況という言葉は当てはまりません。


不況というと、不況から脱出するのはいつ?


そんな錯覚に陥るからです。


人々の消費行動が変わっているのです。


書店はどんどん閉鎖に追い込まれている。


本屋では成り立たない。


カフェが本業で本も売ってる



そんな、業態にしないとやっていかれない。



自分の業界はどうなのか?



外から


上空から


近未来から


いろいろな角度から眺めておく必要あり。



正月休みは発想を切り替える良い機会ですね。

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