小生はプジョー2台目ですが、3ℓの406セダンを買う一番の動機はシートでした。硬すぎず柔らかすぎない。そして、レザーの使い込みが上手です。これも、肉食文化でない日本人は経験が薄いです。
これは、前述にありますように素材と構造と寸法ではわかりません。
日本のクルマは本当に良くできていますが、シートだけはイマイチです。
これは長い歴史というか、椅子文化と畳文化の違いではないかと推測しています。スペックでは表せないコトがあるからです。
現在乗っている406クーペはレカロ社の特性シートですが、それは実に座り心地が良いものです。しかも、色は赤。
ドイツのクルマは、アウディ100とBMW533iに昔乗っていました。
ドイツ車のシートとフランス車のシートも微妙に違うのですね、これが。
これらは、まさに感覚の世界ですからね。
食べ物についても同様のことが云えますね。
うまいものを食べたことがないと「味」はわからない
食育が大事と言われるようになりましたが、食とはまさに「国」や「地方」の文化そのものです。
画一的なチェーンストアの食堂が全国に増えてゆくのはアメリカ化が進んでゆくことで、あまり感心できません。
個性ある個人店が増えて欲しいですが、現実はなかなか厳しいです。
そんなお店を応援して行きたい。
ちょいと、話しがずれましたが、シートも食べ物も文化であることを言いたかったのであります。
日本も伝承して行かなければならない素晴らしい文化がたくさんあります。
ただ、椅子やソファなどは、ヨーロッパの文化に一日の長があるのも事実でしょうね。
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市川 稔
凡
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