市川稔の米(マイ)情報

産地めぐり Ⅲ

ちょいと過激なことを書きます。

米価格がこれだけ下がると「農家経営」の破綻が急増すると思います。

販路をきちんと開拓してきた農業経営者は大丈夫でしょうが、作るだけで販売はJA頼りのところは内金ショックにたじたじであります。

特に、集落営農立ち上げたところ悲惨な状況ではないでしょうか?


経営が破綻するということは「資金が回らなる」ということです。

借入を返済するからです。

資金が足りない状態で金融機関に返済したらどうなるか?

通常の支払いができない。
給与を払えない。
生活費も出ない。

よくあるパターンは、金融機関やクレジット会社に支払う金がないので、親戚や友人から金を借りる。保証人になってもらう(借りるのと同じ)
それでも足りなくなり高利の金融機関から借りる。

そうして、破綻した場合一番の支援者を失うことになります。

優先順位が決定的に間違っています。

返済する原資がないのだから、まずは返済を猶予してもらう。
そこから次の手を考えるのです。

支払いの優先順位は社員の給与であり、仕入先、取引先への支払いです。

経営が破綻したら優先順位を変えることを提案します。


具体例はたくさんあります。

恐れることはありませんよ。


具体的相談は個人メールにて
minoru-ichikawa@irb.co.jp

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