全国に「でもしか」業種としてガソリンスタンドがたくさんできた。
その数はどんどん減り続けている。
メーカー系列の大型店に入れ替わっている。
ほとんどがセルフ方式だ。
従来店の粗利率は一桁。
一桁の粗利率ではやっていかれない。
そんな中、小生の友人で個人経営のガソリンスタンドだが儲かっているところがある。
いわゆる複合経営だ。
スタンドに隣接して自動車の板金塗装を直接ユーザーから受注している。
直接注文がミソ。
自動車ディーラーの下請けではいけません。
それぞれの業界には「業界の常識」なるものが存在している。
ギョーカイ以外の人は知らないことが多い。
そこにビジネスチャンスがあります。
ここではそれは語らないが、マーケティングでも工夫を凝らしている。
自動車の運転も高齢化が進んでいる。
70代、80代はザラ。
どうしても反射神経や反応が鈍くなるのでクルマをぶつける頻度が高い。
そこが最高のお客様なのだ。
損保会社の収益構造もガラガラ変わっている。
板金塗装の店は繁盛。
自動車ディーラーになにげなく持っていくと高額の修理費が掛かる。
それを直接受注するのだ。
広告宣伝も高齢者に焦点をあてるのでどのメディアがよいか一目瞭然。
個人経営の鏡のような企業になりました。
本業が儲からないと嘆くだけではなくどう組み合わせたらよいか考えることもよいですね。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事