市川稔の米(マイ)情報

カンブリア宮殿 セイコーマート

テレビ東京の看板番組のひとつである「カンブリア宮殿」は録画している。

時間ある時に観るためだ。

2月2日放送は北海道を本拠にしているコンビニ「セイコーマート」の会長に焦点をあてた。

番組ですべてを紹介するのはもちろん無理だが実によくまとめていたと思う。

このブログでも書いたことありますが、日本人に向いている業態にコンビニがあると思う。

コンビニは大手の寡占状態になっている。

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスあたりが大手。

ところが、北海道に最強のチェーンがある。

顧客満足度第一位を獲得した。


カンブリア宮殿で紹介したのだ。

コンビニとはただの小売業ではない。

情報システム、物流システム、仕入れ、教育、リクルートなど専門分野が一流でなければ成り立たない。


セイコーマートは過疎が進む、しかもものすごく広い土地である北海道で進化させていることに特徴がある。

驚くことに北海道の各地に自前の工場を持ちそこから帰り便も有効に活用する仕組みを作っていることだ。

(大手は自社で工場は持たない)

自前(子会社でも)で工場持つということは退路を断つと同じです。

真剣さが違う。


大手のコンビニはPB商品と言っても商談室で提案を待って意見を言うだけみたいな・・・

要は、採用するかしないか。


そういうハンパな取り組みではない。


象徴的な言葉がありました。

生き残るのは「製販一体」の企業だけでしょう。



小生も「製造小売り」という言葉を使っていますが同じような考えです。


セイコーマートはやっていかれなくなった工場を引き受けて再生する。

赤尾会長の言葉、

会社は採算合わなくなってやっていかれなくなったが、


そこには技術と人がいる


それを新たな販路、品質、物流、情報システムを駆使して再生させてしまう。



ただの小売業ではない。


地域経済の再生、活性化、

店舗は過疎地では唯一の生活インフラとしての役割も担っている。


北海道限定

北海道だからできる


ナショナルチェーンはまずマネ出来ないだろうな。


弁当やおにぎりも一部店内調理やっている。

これをやるのは普通の取り組みでは不可能。

セブンも取り組んでいるが実にチープな商品しかない。

本気度が違うのだ。



動画で観れます。


カンブリア宮殿 2月2日放送分



こちらでも

BSジャパン 2月5日 午後8時~45分 





実は約27~8年近く前になりますが・・・


特定の若手経営者、経営者予備軍が名古屋で勉強会をやっていました。

何年続いていたかなぁ~

そのお一人が赤尾さんでした。

久しぶりに番組を通して拝見して嬉しくなりました。

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コメント一覧

ころいち
茨城県日立市に住んでいます。自宅近くにセイコーマートがあります。セイコーマートは茨城県内でたくさん見かける中隣県の福島、栃木、千葉に出かけるとセイコーマートを見かけないため最初はセイコーマートは茨城に本社を置くコンビニだと思っていました。
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