市川稔の米(マイ)情報

東北へ

5月14日土曜日早朝、東京駅発「はやて」に乗り一路盛岡へ。

新青森まで行く新幹線だ。

一部速度を落として運行しているので盛岡までの所要時間は二時間半のところ三時間強掛かる。

それにしても便利なものだ。

好きな本を読むことも出来るし眠くなればウトウトとしていればよい。

持ち込んだ本は「原子炉時限爆弾」というもの。

地震のメカニズムや日本での地震の歴史、活断層などの分析や解析。

原子力発電所の仕組み。

日本において巨大地震は避けられるものではなく全国各地で過去発生していること。

今は歴史的に判断しても活動期であること。

地球というものは生きているということ。

世界中の地震の1割以上が日本で発生している。

その地震列島ニッポンに原発が54基もあること。

巨大地震と巨大津波に襲われることは時期は特定出来ないが時間の問題であること。

それをタイトルとして「原子炉時限爆弾」になったと解釈しました。

この本は昨年の8月に出版しています。

3・11以降一般の人(小生もその一人)が原発と地震という因果関係を知るようになりましたが、著者はずっと以前から冷静に分析し警告してきた。

絶対起こしてはならない原子力発電所の事故。

それが実際に起きてしまった今。

マスコミや御用学者に騙されないよう自分の頭で判断できるようにしておくことは大事なことだと思う。

あわせてこちらの本もオススメ。

二酸化炭素温暖化説の崩壊



今ごろになって(2ヶ月も経過して)1号機、2号機、3号機もメルトダウンしていたかも知れないなどと発表しているのは信頼を無くしている。(恐ろしいこと)

だから発表を信用しなくなるのだ。

見てもいないのに分かるはずないでしょ。

推測で物事判断しているわけだから。

最悪を想定(住民の安全が第一)し判断しなければならないのにそうしなかった。



さてさて、土曜日は契約生産者の田んぼの様子を見てきました。

岩手県矢巾町。

公立病院が移転してきたり医科大学が来て岩手県でもっとも活気がある。

5月14日は西風が強く吹いていたので田植えはしないと言っておりました。

兼業農家の人は土日に田植えしてしまわないといけないのでやっていました。

苗を田んぼの土に埋めるのが田植えですが(移植)根っこがつくには数日掛かります。

田植え当日が強風だと苗が痛むのだそうです。

こういうところが専業農家と兼業農家の違いかと思った次第であります。

Kさんのご家族の皆さんお世話になりました。

美味しいササニシキ期待していますよ。

矢巾(矢幅)から東北本線に乗りワンマンカーの電車でおよそ80分。

一関まで移動。

宮城県は栗原市。

こちらも田植えが始まったところ。

弊社のおむすびチェーンで使用している特別なお米を作っています。

いろいろ話し合いもできて有意義な時間でありました。

ゴルフも楽しむこと出来ました。
(安い・早い 宿泊3500円、プレー7500円、ハーフ2時間)


そうそう、一関の隣には平泉があります。

世界遺産にその名が刻まれることになり地元は喜んでいます。

平泉文化は11世紀から12世紀にかけて奥州藤原三代が築いたおよそ100年の文化を指します。

こちらも多くの人に訪れて欲しい。


O社長、Tさん、大変お世話になりました。

ニギリでいただいたものはお預かりしておきます(笑)

ありがとうございました。


5月15日日曜日夕方の東京駅はたくさんの人。

少しは戻ってきたのかなと安堵したのでありました。


PS
安いといえば・・・
帰りの新幹線、一関⇒東京なんと5900円。
自由席片道料金。
もちろん往復も買える。
JR東日本の復興支援なのか?
驚きでありました。

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