都心部から距離にして30kmほど。
国道16号線と246号線の交差があり横浜町田インター交わっている地点だ。
16号と246号の交差は高架線になる工事が進んでいる。
平成22年度中に完成する予定だ。
ここは国道だから道路特定財源が惜しみなく投入されているのだろう。
東名高速道路は昭和43年頃開通した。
それにともない農地が収用され開発されていった。
農家から土地を借り上げ倉庫を作りテナントを付けるというビジネスモデルが出来上がった。
倉庫とは物を一時的に保管する役割であった。
今回、倉庫会社の案内でその倉庫群を見て回った。
それをこの目で確認し「産業構造の変化」を実感したのであります。
いわゆる倉庫として使用しているのは数えるほど。
インドアのゴルフ練習場。
会員制でマンツーマンの指導をする。
いわゆる打ちっぱなしではない。
ゴルフというものはアプローチとパットでスコアの6割以上を占める。
その施設を倉庫の中に作ったのだ。
ゴルフフィールド「EAGLE 18」
隣はフットサル&テニス
南町田インドア球’s倶楽部
その隣は写真の撮影スタジオとして大きな倉庫を使っている。
いわゆる「倉庫」という使い方は少ない。
これは何を意味しているのか?
小生が観るに「産業構造」が変わったのだと思う。
第一に製造業であっても「見込生産」が少なくなった。
受注生産に変わっているところが多い。
いわゆる製品を一時保管する倉庫というものはほとんど必要なくなる。
(そうして在庫を減らす努力をしている)
倉庫でも加工が入り付加価値を付けていかないと成り立たないのだ。
倉庫業はそういうふうに変化対応した会社が生き残っている。
不動産会社も同様だ。
顧客の望む立地を探し建物を建設しテナントを付けるのである。
業種括りでみていたら解らない。
外から見たら変化に気がつかないことも多いだろう。
倉庫ひとつ見ても産業構造の変化が見てとれる。
業種が同じでも役割が変わった。
わが社の役割とは何か?
そこにヒントがあると思う。
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