市川稔の米(マイ)情報

福井から

何度かお電話をいただきました。

10年ほど前に作った任意の組織。

「1俵1万円でも儲かる米づくり」を実践すると最初に書いてあります。

実際にはまだ1万円では無理のようですが。

参加農家116戸
参加農家面積150ha
水稲102ha(乾田直播60ha.湛水(たんすい)直播17ha,移植25ha)
大麦40,2ha
蕎麦6ha
大豆1,1ha
園芸1,1ha

こういう規模です。
三つの集落に限定しているので農地を集約化して効率を上げている。
一番大きな田んぼは乾田直播の田で5haという広さ。

10年かけて土作りをしてきたので作物が安定してきた。

そこで販路を開拓したいというご相談です。

このように地域の大半が参加し、集落営農とか言う前に任意で地域の農家というか農地保有者というか、信頼関係の上で成り立たせてきたことに敬意を表します。

今度の戸別所得補償制度はこの組合にお金が入ります。

従来もらっていた金額と比べていかがですかと聞いてみました。

答えは、

ほぼ同じくらいの金額だそうです。

へぇ、増えないの!

というのが率直な小生の感想です。

土地改良とか大規模化の恩恵受けてきた。

これからは土地改良とかは予算半減ですからね。

現政権は小さな農家(小さな農家というものは存在しない。農業も少しやっている。主たる収入は別の職業から得ている。)ほど大切にすると云っています。

日本農業=競争力ない

とか、

農家=大変

とか、

そういうすりこみは如何なものかと思う。

誇り(埃ではありません)を持てる立派な職業であり、崇高な職業であり、楽しい職業に出来ます。

やり方次第でしょう。

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