市川稔の米(マイ)情報

日本の住宅事情 空家

日本の住宅事情はどのように変わってきたか?

人の暮らしの基本は、

衣食住と言いますね。

先進国の中でも日本の住宅用土地価格というものは突出して高い。
家を建てるということは土地を買うということになります。(定借とか別にして)
一般的には住宅ローンを組んで返済して行きます。

多くの大都市は戦争で焼夷弾によりほとんど焼失。

劣悪な住宅環境から再スタートしたわけです。

それで、公的な住宅がたくさんできました。

先進国では異常に割合が大きいのはそのためでしょう。

質より量だったのです。

小生が根城にしている町田市は公的住宅が27,259戸もある。
公的住宅は賃貸だ。
町田市HPより

こういう公的賃貸住宅、いわゆる貸家という分類とは別に。

日本の空家とはどのくらいあるのか?

総務省 住宅・土地統計調査(2008年)

空家が話題になっている。

日本全体で約13%。

一位は山梨で20%
二位は長野県の19%
三位和歌山県18%
四位高知県17%

もっとも、山梨と長野は空家の2割程度は別荘。

空家率最も少ないのは沖縄県の10%。

空家の内訳は、

賃貸用54,5%
売却用4,6%
その他35%

そういうことを考慮しても空家が増加している。

この傾向は加速するのではないか?

住宅事情からマーケットを考えることもおもしろい。

日本が進めてきた「持ち家政策」の結果がこういうことになってきた。

若者が少ない田舎には古いが大きな家を極めて安く借りることも買うこともできる。

都市部でも急速に空家が増えるだろう。

年寄り夫婦、あるいは年寄りが一人で住んでいる住宅が多いからだ。

これは空家にカウントされない。

統計調査からもマーケットの様子が見えてくる。

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