市川稔の米(マイ)情報

日本の家族制度

人類にはたいてい家族制度というものがあります。

織田信長は23人の子供がいたそうだ。
母親は何人もいる。

少子化の現代日本でも妻が何人もいれば子供はたくさんできるぞ。
現代ニッポンでは難しいでしょうか?

それは冗談としても。

小生が疑問に思うことに。

親は(一部そうでもないが)子供に対して見返りを期待しない愛情を注ぐ。
教育費というお金で換算しても大変な金額だ。
一人前になるまで親は子供に深い深い愛情を注ぐ。

子供のときには親の保護や助けがなければ赤ちゃんや幼児あるいは子供は生きていけない。
同じように高齢になれば自分のこともできなくなる。

そこに介護が必要になる。

日本がおかしくなってきた要因のひとつに家族制度の崩壊があると小生はみている。

子供が親の面倒をみるという当たり前のことが薄れてきたのではなかろうか?

都市部では3世代、4世代同居という家はほんとに少ない。
2世帯住宅というものは増えた。

介護を自宅で行う。
大変なことはわかる。

でも、その大変なことを自宅で行う家族に対して制度として報いるのが一番ではなかろうか?

介護認定で点数付けるようだが、その高齢者を自宅でみる家に報いるべきと思う。

介護施設でも自分の親のように献身的に世話してくれる人もいる。
小生の父も晩年は施設で過ごしたので実際を見てきた。
とても有難いことです。

それでも家族と同じ屋根の下の方が高齢者はよいだろう。

今の介護制度とはその逆をしているような気がする。

いろいろ問題点あろうが、日本の家族制度を守ることが必要だと思う。

農家を見ていると同居が当然という家が多い。
嫁さんは大変だと思う。
家の造りを工夫して同居というのが一番ではなかろうか。

ついでに云えば、
相続については子供は同じ権利。
それはそれで良いのだが。

農地に関しては一子相続にしないと農地がバラバラになってしまう。

こういうところが政治の役目だと思うのだが。

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コメント一覧

ebihra
宗教・地域信仰及び地域コミュニティの
観念が根底にあってその上に家族制度というものが存在するわけで。

それら無視し、経済活動に都合の良い部分だけを抽出すれば今のような状況に必ずなりますでしょう。経済的結びつき=家族。だと年寄りは単なる邪魔者としかみなされなくなりますでしょう。

介護の増加は都市部に顕著ではないでしょうか。
農村では80歳でも農作業する老人が多く見
られます。

家族制度を守る為にはチープな家族愛等ではなく上記のような根底を成す概念の復活が必要と考えていますが、それはとても難しい事かもしれません。
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