市川稔の米(マイ)情報

リーダーの判断、決断とは

リーダーの判断や決断は国の命運を決めることになる。

国内すべての原発に対してストレステストを行い「了」としたものから再稼働させるということのようだ。

そんなのんびりしたことやっていたら原発は全部ストップする。

前にも指摘したが、ストレステストといってもコンピューター上のシュミレーションのこと。

将来のエネルギー政策を政争の具にしようとしている。

関東も東北も梅雨が明けた。

梅雨の期間というものは概ね45日くらいが平均的。

今年はその半分の20日ちょいだ。

猛暑がやってきたのだ。

日本列島は暑い夏を迎えた。

今そこにある危機は大津波ではない。

電力不足という不安定な状態が危機を招くのだ。

電気は産業のコメ。

電気を自由に使えない国など先進国ではない。


「命と経済、どっちが大切なのですか?」

「命と経済、どっちが大切なのですか?」


そんな質問を佐賀の会場でもしていた。

答えるほうは「命」というほかあるまい。

津波で尊い命がたくさんたくさん失われた。

放射能で亡くなった人は?

現実を見よ日本人。

原発でも40年前建設のGE製がやられたのだ。

最終的にはすべての電源が水没しやられたのが原因でしょう。

進化しているし、対策も講じている。


私は原発を新規で国内に作るのは無理だと思っている。

もっと安全でコストも安いエネルギーを開発し転換すべきと強く思う。

(それを世界に先駆けて作るのが日本の生きる道であろう)

でもそんな簡単なことではない。


原発が事故起こせば人間が近づけない。

それは制御不能の物体になる恐ろしいものだ。


でもその確率は限りなく低い。

運転しながらストレステスト(シュミレーション)すればよいではないか。

いろいろな意見があってよい。

しかし、今回の判断は総理大臣の判断だ。

担当大臣や経産省はそうは考えていなかった。

地元自治体には何かあれば政府が責任を持つと言い再稼働に動いていた。

これは正しいと思う。

後から統一見解を発表するという異常事態。

リーダーの判断は国の命運を左右する。

異論はたくさんあるが無視。


物事の優先順位が間違っている。

脱原発が票を集めると勘違いしているようだ。

国民はもっと賢い。



今朝はちょいと熱くなりました。


今日は涼しい札幌に飛びます。

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