市川稔の米(マイ)情報

わが社のイノベーション

引き続き、維新伝心本文の中から紹介します

本文160p、161pのもの

「わが社のイノベーション」というタイトルです

会社というもの、組織というのは時代変化に柔軟に対応することが求められます

お金儲けの手段という考えでは長続きしないし、社員も疲弊します

柔軟でしなやかに

ここでは「売り方」のこと書いてます

販売側からみれば売り方ですが、買い手からすれば買い方です



わが社のイノベーション

 時代と共に経営環境は変わってゆく。時代と共に外部要因、内部要因も変わってゆく。
マーケット、市場も変わってゆく。
あるセミナーでのこと。
会社がまともになってきたのは、会社が社員と共にやってこられたのは「経営理念」を策定しそれを徹底してからだと思うと言った社長の言葉が印象的だった。
経営、商売、工場経営、農業にしろ、付加価値を生み出しそこで働く人が食べていけることです。
付加価値イコール金儲けという短絡的な考えでは長続きしません。
どんな会社でも、商品・サービスを顧客に販売して成り立っている。
顧客にも、新規顧客、常連顧客、離れて行く顧客がある。知られていることだが、新規顧客を開拓するコストは離れてゆく顧客を引き留める何倍も掛かる。商品にも「今日の商品」というスター商品(特に販促しなくても売れる)、昔は売れたが今は売上数量落ちた「昨日の商品」があり、今は売れていないが将来のスター商品にしたい「明日の商品」がある。
一番目に顧客、二番目に商品、三番目はなにか?
それは「売り方」ではないでしょうか?
売り方というのは販売側からみた場合であります。
顧客側からみればどうなるか?
買い方ということになります。
法人取引、個人への販売、行政体などへの販売などいろいろあります。
まずは、経営理念をしっかり持つこと。わが社はなんのためにあるか、どういう考え方で経営するのか。
それをしっかり持った上でわが社のイノベーションを遂行する。
(余談ながら 上場企業の株主は理念など関係なし 成長性と収益性だけ)
商品のイノベーション
顧客のイノベーション
売り方のイノベーション
行うのは社員、スタッフだから、その考え方のイノベーションが前提です。特に昨今のイノベーションの先端には「スマホ」があります。
インターネットもいよいよ次の世代五Gの時代になり劇的に変わる。
筆者は特に「売り方」のイノベーションに注力すべきと思います。
顧客からすれば買い方が変わっているわけだからそれに対応出来ないところは置いてけぼりになるということです。

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