いわき・日立の旅

2月2日3日と福島県いわき市と茨城県日立市に行ってきた。

上野から常磐線「特急スーパーひたち」で２時間ほどの旅。
小生は在来特急とういうのが好きなのです。
移動手段なら断然新幹線や飛行機になりますが移動を楽しむという点では遅い特急もありかなと。

打ち合わせあり、話しをしたり聞いたり。

ひとつ大変勉強になることを伺いました。

たとえば「おにぎり屋」ひとつやろうとするにも意見を聞けばいろいろです。
人の意見を聞けば聞くほど「標準的」なものになってしまいます。

反対に人の意見を聞かないで「唯我独尊」で自己満足していてもいけません。

そこで、

たとえで恐縮ですが、松田聖子や美空ひばりを見よというのです。
どちらも熱烈なファンがたくさんいると同時に嫌いだという人もいる。
それが個性だからそれでよいという考え方です。

みんなに好かれようと思えば個性がなくなります。

簡単に表現することは難しいですがそういう意味であります。

なるほど、なるほどと思ったのでありました。


追伸
東京周辺の雪は久しぶりでありました。
２月１日から私立中学受験の時期です。ずいぶん前ですがわが家でも何年のようにやっていました。
その時期は決まって雪が降るのでした。

自分自身でも受験に雪の思い出があります。
昨日、一回り年上の姉から電話がありました。年老いた父と話していてその話題になったと。小生の高校受験の時に（Ｓ４３年）横浜の日吉まで父がニッサンセドリックで送ってくれました。あいにく雪になりました。クルマで恐る恐る自宅に帰ろうとしていましたが、自宅まであと６ｋｍくらいの坂でたくさんのクルマがスリップしてストップ。歩ける距離ではないし寒いし。暖房のためエンジンかけたまま。
そのうちにガソリンが無くなってしまいました。
その時、父が近くに校長先生（中学の）の家があることを思い出したのです。
そして夜道を雪のなかとぼとぼと校長先生の自宅に行き泊めていただいたのです。
父はそのときたまたまＰＴＡ会長をしていて校長先生と面識があったからでした。
受験日に校長先生の自宅に泊まらせていただいた。
夜突然訪れ「今晩泊めてほしい」だから校長先生もビックリしたでしょうね。
とてもよい先生でした。
こんな体験は少ないでしょうね。
懐かしい思い出です。