市川稔の米(マイ)情報

23年産相場

23年産(2011年)産の相場が高値でスタート。

出回れば落ち着くと見ているが、かなりヒートアップしている。

東日本では比較的相場の安い、青森や埼玉などにも買いに入っているという。

埼玉では昨年は猛暑で大半が規格外という出来でありました。

結果的には国や県などの補償があり手取りは例年と変わらなかったという生産者もいました。

ちなみに、昨年の埼玉規格外は6千円程度でJAに。

ことしは、農家庭先で12,500~13,000円税込くらいで集めにまわっているという。

昨年の倍以上ですね。

放射能の問題で福島米がどうなるかある意味注目されています。

実際に売れるか売れないかは別にしてかなりの価格を付けています。


各産地総じて高い。


これが今後どう推移するか?

大方の見方は先行きは下がるとみている。

その時期がいつか?

動きが悪いことが現実になってくるとガラリと雰囲気変わります。

「空気」に支配される恐ろしさ。


相場は株と同じ。


上がる時はもっと上がると期待と不安。

下がる時はもっと下がると不安と期待。

「もっと」が」「まだまだ」になるとケガする。



コメ先物市場が有効に働いていない現在は現物になる。


大口業務用や量販店は簡単に値上げ認めない。

コメ会社は苦境に立たされている。

原料高を製品に転嫁出来にくいのだ。


こういう状況になると、

独自価値

を持っている産地、あるいはグループ、人が強い。

作る人も売る人も。


たかが米、されど米


原料と商品の違いかな。


相場で販売していれば、

安い時は安く、

高い時は高く。

運を天に任せているようなもの。


違う土俵で勝負しないといけませんね。


それにしてもやりにくい出だしとなりました。

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