市川稔の米(マイ)情報

27年産米のゆくえ

田植えしたばかりと思いきやもうすぐ刈取りが始まる。

九州の早場地帯や関東の千葉・茨城なども8月に最盛期迎える。


小生から見れば、


もうとっくの昔に政府や全農がコントロール出来ないのに今でも勘違いしている


どうにもならないから「お金」で誘導しているにすぎない



お米の生産金額はピーク時の半分くらいか



これは珍しいことではなく、このブログでも取り上げていますが、いろいろな分野でピーク時の半分になっています。



これが加速する分野と


そうでない分野があります



消費生活者の行動から組み立てていかねばならない。



「お米」というモノから見ようとするから見えなくなる。



ご飯を食べる


ご飯の意味が変わりました。



また、人口オーナス期に入り、2014年は一年で約27万人日本人が減りました。


平均年齢は上昇します。


流通もコンビニの増加、スーパーマーケットは惣菜売場が伸び、外食店も全国に展開しています。


かつては独身生活は食事をするのが大変だった。


今、自炊する人はかなり少ないでしょう。


そして、ネット通販も普通の人が普通に使う時代になりました。


一人暮らしなどは自宅に配達してもらっても留守が多いのでコンビニで受け取れるように各社システムを構築しています。

近所のコンビニに自分の都合で引取りに行く。


公共料金や税金など支払い関係もコンビニで行う人が増えたというか普通になりました。


そのように消費生活者の行動シーンが変わっているのです。



お米はどれも同じようになりました。


極端に言えばまずい米はない。


安い玄米から売れて行く。


供給制限している一部のブランド米は行き先が決まっている。


問題なのは「中間クラス」のお米です。

大手コンビニの原料として採用されるかされないか。


だから、


全体のことを分析し理解していないといけません。




しかし、



自らの生産や販売については他と同じことをしていたのではいけません。



全体需給のことと、個別の戦略は違うのです。



あなたは農水大臣ではないのだから。

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