市川稔の米(マイ)情報

下流社会

現代日本人にはなじみの薄い言葉ですね。


あなたは上流ですか?


中流ですか?


下流ですか?


そのようなアンケートの場合どんな回答であったでしょうか?


今でも「中流」と答える人が多いが、中身が大きく変わってきました。

新たな階層が出現してきています。


1945年に戦争に負けて日本は焦土と化しました。


政治の世界でよく55年体制と云われますが、経済も高度成長に突入して行きました。


1947年から1949年生まれの団塊の世代が60才を迎えるのが、2007年問題と云われるように、戦後と共に生きてきた世代の一つの区切りでもあります。


市場は拡大し、人々は上昇希望に燃えていたし、収入が増えてゆくのは当然と思っていた。


「いつかはクラウン」というキャッチコピーが言い表していました。


経済が低迷してから10数年。


収入は上がらない。変わらない。減った。そういう人がたーくさんいます。

また、物価は上がるものというジョーシキも変わりました。

デフレ社会で「モノの価格」は安くなったのです。

その象徴は土地ですね。

2005年ももうすぐ終わりです。

人々の意識も大きく変わりました。


レクサスの意味するもの。
ユニクロの意味するもの。
マック、ガスト、吉野家の意味するもの。


「下流社会」とは今話題の本の題名です。


ネットでの評判はこちら


小生も実に興味深く読みました。

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