都内、どちらかといえば下町の米屋さんが集まる勉強会に呼ばれていました。
20人ほど集まりました。
毎月1回開催して、もう20年になるという。
「新世代グループ」ということでスタートしましたが、20年経てば「新世代」ではなく「現世代」になっている(笑)
リーダーは55歳になり、40代が多く、後から参加した30代の人もいる。
小生も何度か呼ばれていますが、前回は2011年2月だというので、3:11の前の月だ。
この5年でもずいぶん変わりました。
10年でもっと変わりました。
20年ではもっともっと変わりました。
だけど、
日々同じような仕事をしていると、その変化に気付かない。
それが怖いのだ。
仕入れに目が行き、相場に翻弄され、いくらで売れるか、そればかり追いかけている。
首尾よく儲かることもあれば、仕入れが上がり、売価に転嫁出来なく、粗利益が減り、すぐに赤字になる。
そんな、目先の商売していたらいけませんよ。
頼まれていた「おむすびセット」を講演会の前に食べ。
皆さん、仕事を終えてから集まるので集合は19時半。
開始は20時。
その勉強の態度には敬意を表します。
お米のことばかり見たり、考えたりしていると世の中が見えなくなります。
全体があって部分があるのです。
「部分」のことに目が行けば、全体がわからなくなります。
個人商店に頑張って欲しい。
だけど、零細から脱却して欲しいのです。
零細企業とは、店主の働きが主な粗利益。
店主が倒れたらまわらないことを意味します。
小生は、自分が米屋だと思っていません。
中小企業の経営者です。
扱う商品・サービスは時代に合わせて変えていかねばなりません。
どんな会社も、
お客様に
商品・サービス
を
販売
して成り立っています。
お客様が変わる
商品・サービスが変わる
販売の仕方、製造の仕方が変わる
そのいづれか、あるいは全部か。
扱う商品・サービスは変えていかねばなりません。
ネット時代の話をさせていただきましたが、考えれば難しいことはありません。
アタマの柔軟体操しないと。
私より若い人がアタマが固いね。
中小は「スキマビジネス」です。
自分の生きる道を見つけなさい。
自分が、自社が棲む領域を見つけなさい。
「カエルの楽園」ではありませんが、安住の地などありません。
自分の棲みかは自分で見つけ、確保するのです。
楽しみながら仕事してください。
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堀井義之
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