市川稔の米(マイ)情報

経営者の錯覚

経営者の錯覚というか間違い。

特に創業経営者に多いかな。
時代背景もあるかも知れないが。

現在で言えば還暦前後の団塊の世代(1947年~1950年生まれ)がギリギリ貧しい体験をしてるかな。
その前の世代、戦前、戦中世代は子供の頃に食べ物が十分にない「ひもじい」思いを体験している。
小生は1952年製だが生家が商売していたし米も野菜も作っていたし豚も飼っていた。
いわゆる半農半商のような。
だから食べ物には困らなかった。
わたしの世代でも時代的な意味で貧しい体験している人はたくさんいる。

今日のテーマは「経営者の錯覚」です。

会社が順調に成長しそこそこになると、生活も豊かになり変わってきます。
持ち物も着る服も自動車も住宅も豊かになります。

全部に当てはまるわけではありませんが、

高級品・高額品

やりたがる。

地方の人口1万人もいない町で高級フランス料理の店を開いた社長もいた。
お客さんはどこから来るの?

そんなことより自分の満足のために開いたようなもの。
もちろん大赤字を出して店閉めたけど。

一代で巨大スーパー作り上げた経営者が銀座(東京・銀座です)に店出したい。
デパート経営したい。
そういうのと同じ。

もちろん特殊な才能を持ち独眼で商品や店舗あるいは提供の仕方など創ることができれば話しは別。

一部の金持ち相手の商売より、
普通の人が利用できる商売でなくては
繁盛は難しい。

これを「大衆商法」という。
高いイメージ、ハイセンスなイメージで大衆をお客様にする。

ここにコツがあると思う。

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