統計数字を見てみると、
10年前は業務用65%、家庭用35%の構成比だったが、現状は60対40くらいになっている。
国内市場はほとんどのものが小さくなっている中で少し拡大しているので健闘しているといって良いでしょう。
家庭用の構成比が増えている。
冷凍食品協会 データ
輸入と国内生産がある。
食品スーパーに買い物に行くと・・・
家庭用ということになりますが、メーカー希望小売価格の半額というものが多い。
最近はほとんどの商品がオープン価格と言って、小売価格はオープンになっていて決まっていないことが多い。
冷食はなぜか、半額とか50%引きとかの表示になっている。
おかず類は、弁当を作るママに支持されている。
種類を簡単に増やすことが出来るからだ。
パスタ類なども種類が増えました。
どうしても、米飯の方に目が・・・
冷凍炒飯が売れ筋。
各社、知恵を絞り趣向を凝らしています。
小生が驚くのは小売価格です。
安い、とにかく安い。
メーカーはどうやって利益確保しているのだろうと。
計算してみた。
半額だと、炒飯やピラフにしても100gあたり50円からせいぜい60円くらいだ。
(原料のおコメは炊くと2,2~2,3倍になるので原料米は具材を除くと40gくらいだろうか)
、
1袋450gとか500gとかになっている。
1人前、225g、250gという計算だろう。
100gあたり50円だと、
225gで112,5円、250gなら125円
100gあたり60円なら、
225gで135円、250gなら150円
炒飯一人前125円とか150円って安いでしょ。
五郎丸選手が宣伝に起用され人気の冷凍焼きおにぎり。
6個入り、10個入りがあります。
どちらも実売価格は250~260円くらい。
80gの大きい方で1個40数円。
小さい方は30円以下。
これが、小売価格だから、卸、物流費、小売利益込ですからね。
100gあたりの工場出荷価格を計算すると。
う~ん、普通の米では出来ませんね。
はい、間違いなく、
冷凍米飯の場合は原料米の年産とか表示義務ない。
古々々々米でもOKなのだが・・・。
都合よく安い原料調達するのも大変だ。
白いご飯、無菌包装米飯、略して「パックご飯」とか「レンチンご飯」とか言いますが。
これも価格競争の商品でありまして。
200gパック100円では通用せず。
80円とか。
具材が入っていて、調理工程もあり、冷凍保存の冷凍米飯が100gあたり50~60円だから、パックご飯が100gあたり40円もあたりまえか。
レッドオーシャンの世界ですね。
しかし、消費が伸びているのは、冷凍米飯であり、パックご飯なのです。
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