市川稔の米(マイ)情報

一年総理

総選挙をせず民主党の総理大臣が月末には3人目となる。

悪い前例を政権交代前の自民党が作ってしまった。

その時野党だった民主党は国民に信を問えと迫っていた。

攻守逆転し自民党が今はそう云っている。


今回の民主党の代表選挙は来年9月までの任期だという。

来年にまた代表選挙行われる。

任期切れだから党員も参加してちゃんと行うのだろうか?

その時総理はまた変わる?

その次の年は衆議院の任期切れ。

どんなにしぶとく耐えても4年が衆議院の任期なので総選挙になる。

よほどの大事件が発生しない限り民主党は大幅に議席を減らすだろう。

国民と約束したマニフェストのコアの部分が実現出来なかったのだから。

すると二年後に総理大臣交代。

その翌年。

2013年には参議院選挙がある。
2013年は衆参ともに選挙?

参議院は6年任期で解散がない。

半数を3年ごとに改選する。

3年ごとに自動的に参議院選挙。

衆議院は4年任期だが過去平均は3年弱か。


このように見てみると年中選挙。



それに加え民主党は党代表の任期が2年。

自民党は3年。


年中選挙。

二大政党制に慣れていないせいもあり、その時の空気で有権者も投票する。

だから衆参ねじれになる。


この問題を根本から変えない限り総理大臣は毎年変わる。

参議院議員には申し訳ないが二院制度は形骸化している。
衆議院と同じような内容をもう一度審議している。
参議院も政党政治なら意味ないじゃないか。


長期の戦略を立てられない国家はほんとうにやばい。

目先の票ばかりあてにする党政策は国家を滅ぼす。


なんでこんなあたりまえの議論ができないか情けない。


企業家は自分で切り開くしかない。

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