11月1日の名栗湖のワカサギ釣り解禁を前に18日、成長具合などを調べる試し釣りを実施しました。
午前9時頃から正午頃までの間、ボート釣り1人、桟橋使用3人の計4人が作業を行い、結果、サイズとしては5~8センチメートルに成長していることを確認しました。タナは中層、6~8メートルでした。
釣果としては、左岸側を探ったボート使用で80匹、桟橋使用では1人が10匹釣り上げ、特にボート釣りについては過去の数度の試し釣りよりも好結果を得ることができました。
雨降りの中でのあいにくの作業となりましたが、参加者は解禁を待つ人たちに少しでも役立つ情報をと、真剣です。
解禁に備え、同湖への放流は発眼卵1000万粒。同湖ではこれ以外に自然産卵も確認されており、毎年、波はあるものの、シーズンを通して一定レベルの釣果を維持しています。
令和5年のシーズンは解禁当初、思わしくなかったものの、次第に釣れ出し、ピーク時では1日で型揃いを1000匹釣り上げた常連客もいました。
同湖でワカサギ釣りができるエリアは、左岸側に立地するNPO法人名栗カヌー工房直下のわんど。釣り人は、同工房が貸し出す専用ボートを利用するか、もしくはカヌーが接岸、係留されている同工房の桟橋を使用して楽しみます。
入漁料は日釣り700円、年券5000円。ボートレンタル料は一般が1人3000円で入間漁協の正組合員は2000円。桟橋使用料は2000円です。利用できるのは3月末までの午前7時~午後4時まで。
カヌーによるトラウトフィッシングも解禁している同湖ですが、11月1日からはワカサギ釣りエリア内では禁止となりますので注意してください。
ボート等の予約と状況の確認は、NPO法人名栗カヌー工房(042・979・1117)へ。水曜定休。(K)