入間漁業協同組合(埼玉県飯能市阿須343-1)

飯能市から下流、入間市、狭山市と川越市の一部約36キロメートルの入間川と各支流を所管。渓流から清流の釣りまで楽しめます。

ヒレピンの大型美形ニジマスも釣れる名栗湖。来月1日にはワカサギ解禁

2024年10月29日 | 名栗湖


来月1日の名栗湖のワカサギ釣り解禁まで、今日を含めてあと4日。天候が心配ですが、ウェザーニュース社の当日の飯能地方は「曇り」。熊谷地方気象台も「曇り時々晴れ」の予報なので、嫌な雨降りは回避でき、ボート、桟橋から楽しい釣りが満喫できそうです。



こちらはワカサギ釣り用にボートを貸し出す名栗カヌー工房の事務所。入口を入ってすぐ右手にあり、窓口でワカサギ釣りであることを伝え、ボート使用料(桟橋からの釣りの場合は桟橋使用料)と遊漁料を支払い、湖面へ通じる階段を下りれば釣り場です。

桟橋ではスタッフが桟橋に係留されているボートを案内しますので、指示に従ってください。また、ボート・桟橋釣りではライフジャケットの着用が必要ですが、釣り以外で桟橋へ下りる方も着用をお願いします。ライフジャケットは工房に用意されています。



成長具合の確認など情報収集のため実施されたテスト釣り。6センチ~8センチが4時間ほどで35匹釣れたそうです。条件によって、釣果にばらつきが生じそうですが、それも魚釣り。旬の釣りを味わってください。



ワカサギ釣りが解禁しても、名栗湖ではカヌーによるトラウトフィッシングは営業中。ワカサギ釣り場(工房直下のわんど)でのトラウトフィッシングは禁止ですが、それ以外のエリアではルアーであれば、ぞんぶんにキャストできます。湖で成長し、野生化したヒレピンのニジマスはほれぼれするほどの美しさで釣り人の皆さんを魅了しています。

ワカサギ解禁日から禁漁となる来年3月末日までの名栗カヌー工房ワカサギボート及び桟橋釣りの利用時間は、午前7時から午後4時まで。問い合わせは、同工房042・979・1117へ。水曜定休。(K)

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今日の入間川と、オイカワを釣る成木川のフライアングラー

2024年10月27日 | 成木川


当組合事務所が入る飯能市林業センターすぐ北側の入間川。秋の柔らかな日差しを受け、清々しい日です。加治橋から下流、JR八高線鉄橋方面を望みますが、釣り人の姿は見えません。水位はほぼ平水で、深場の河床も目視できるほど清冽です。



こちらは、加治橋から200メートルほど上流で入間川に合流する成木川。画面左側の橋梁の左岸(上流に向かって右側)から飯能市の下水処理施設である市浄化センターの放流水が注いでいます。橋下流はコイなどが回遊するとろ場ですが、オイカワの魚影は比較的濃く、特に渕尻とそこから続く合流点までの瀬は毛バリ釣りにも絶好の釣り場です。



そんな市浄化センター放流口付近で、オイカワを狙うフライアングラーを見かけました。橋上から尋ねると、市外からやってきた方で、柳瀬川にも釣行しているとのこと。橋からも河床でヒラを打ったり、水面を割るオイカワの姿が確認できます。

この付近は、条件が良ければ、年明け1月でもオイカワのライズが起こります。一昨年の正月休み、ウォーキング途中に橋上からライズを発見。急いで自宅へ戻り、タックルを手に舞い戻ってオイカワを釣ったこともあります。


当組合管内の河川で、オイカワなどの雑魚をフライで釣る場合の日釣券(特乙種)は店売り700円(現場売りは1000円)です。(K)
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成木川のオイカワ、釣れてます!小さな毛バリで爆釣モード!

2024年10月25日 | 成木川


フライフィッシングの対象魚は、何もトラウトだけではありません。身近な淡水域に生息するオイカワ(ヤマベ)もその一つ。渓流釣りシーズンが閉幕すると、フライアングラーなど毛バリ釣りを愛好する人たちはニジマスの管理釣り場などに出向きますが、たかが小魚とあなどるなかれ。清流のオイカワも毛バリ釣りの格好のターゲットです。




当漁協のオイカワ釣り場としては、それこそ上流の名栗地区から川越地区まで入間川のほぼ全域が対象ですが、実は入間川の一大支流である成木川も本流にひけをとらないオイカワの好釣り場(カワムツ含む)なのです。

ただ、成木川といっても源流の東京都青梅市から飯能市落合地区で入間川に合流するまで約17キロメートルの流程がありますので、ここでは足場が良く、河畔に駐車もでき、比較的魚影の濃い場所を限定して紹介することにします。その場所とは、当組合事務所から300~400メートル上流(西側)にある市浄化センター前付近から入間川合流点までの間です。



そこは、水深のあるプールとそこに続く瀬とで構成されるごく一般的な形態の河川。では、どうして魚影が濃いかというと、実は市浄化センターから成木川へと下水処理した温排水が放流されているからなのです。特に秋以降は、それが顕著で、厳寒期でも放流口のすぐ下手ではオイカワがライズを繰り返す光景を見ることができます。



釣れてくるオイカワの平均サイズは10センチほど。大きいものだと13~14センチはあります。プールの流れ込みから下流の瀬までまんべんなくオイカワの魚影は確認できます。太陽の照射があり、無風、虫のハッチがあるといった条件の時は、特にオイカワは高活性のようです。



車は合流点右岸の遊歩道脇のスペースに駐車できます。ただ、広場は河川側を除いて人家に囲まれているため、走行やドアの開け閉め等には配慮をお願いします。さらに、ゴミの持ち帰りは徹底して下さい。

入間川および成木川で「リール釣り・ルアー釣り・フライ釣り」をする場合の1日券は「特乙種日釣券」(対象魚/雑魚・ワカサギ)700円、「竿釣り」(リール釣り・ルアー釣り・フライ釣りを除く)は「乙種日釣券」(対象魚/雑魚(ワカサギ除く))400円です。


遊漁券は上記地図、加治橋右岸袂のライオンズ並木すぐ南側にある飯能市林業センター内入間漁協事務所で購入できます。開所時間は、平日午前9時から午後4時まで(昼休み除く)となります。(K)
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アユルアーフィールドでもクマの目撃!釣り人も要注意

2024年10月22日 | 入間川


山岳渓流に分け入り、ヤマメやイワナを狙う渓流釣り師は野生動物と遭遇したり、目撃するなどのケースは少なくありませんが、最近は飯能市街地に近いアユ釣りのフィールドまで、クマが出没しています。10月9日には当漁協の入間川アユルアー区間である同市小岩井地区の千歳橋付近で目撃され、急遽、市が注意を呼び掛けました。

千歳橋は、同市小瀬戸と小岩井地区を結ぶ橋梁。名栗地区へと通じる県道のすぐ南側を東西に流下する入間川に架かります。一帯は、山間と市街地のほぼ中間に位置し、山林に面して住宅が立地する風光明媚なところ。右岸に自由の森学園、左岸には飯能第二小学校などの教育施設もある閑静な地区です。



同市内でのクマの目撃情報は、市のサイトでその都度、広報されており、今年は特に市民から寄せられる情報は例年と比べて格段に多く、さらに目撃場所が市街地へと近づいているのが特徴です。

目撃情報を年別にみると、平成21年3、22年12、23年5、24年9、25~26年各3、27年0、28年2、29~31年各0、令和元年~3年各3、4年2、5年7件となり、今年6年については10月13日現在で19件と、過去最も目撃情報が多かった平成22年を上回っている状況です。



10月9日にクマが目撃された千歳橋付近は、アユルアーの好ポイントとして釣り人たちが多数訪れる場所。この夏にはカーボンロッドメーカーのウイスト社と上州屋新狭山店共催によるアユルアー教室の会場となったほか、群馬県の漁連の方々の視察地ともなりました。

これまでのところ、千歳橋付近でクマと遭遇した釣り人はいませんが、同橋の下流で斜面を下ってきたクマを目撃した釣り人はいるなど、アユシーズンは閉幕間近ですが、同橋付近に限らず、河川に立ち入る釣り人の皆さんは、注意が必要です。



千歳橋右岸の河原への下り口には、市によって「熊注意」の看板も設置されています。釣り人の皆さんがクマを目撃した場合は、飯能市役所(042・973・2111)(土日祝日含む)へ通報をお願いします。(K)

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ボートと浮き桟橋利用による名栗湖のワカサギ釣り

2024年10月20日 | 名栗湖


昨年の解禁日、ボート使用で430匹、桟橋使用で220匹の釣果(4~7センチ。15センチの2年魚も!)があった名栗湖のワカサギ釣り。令和6年の今期も解禁間近ですが、ボートを有償レンタルするNPO法人名栗カヌー工房の受け入れ準備も着々と進み、日増しに期待が高まっています。



ダム湖を管理する埼玉県からワカサギ釣り場として許可されているフィールドは、カヌー工房真下のわんど。釣り場には湖中央側に境界を示すロープ、さらに入り江内にもロープが間隔を空けて縦横に張られており、釣り人はこのロープにボートを係留し、ワカサギ釣りをします。



カヌー工房がある飯能市は、スギ・ヒノキが名産の全国でも有数の林業地。市域の約7割は山林で占められ、切り出された材木は大火に見舞われた江戸の復興にも役立てられたといいます。

いま、国産材はかつての隆盛を残念ながら失っていますが、少しでも林業の活性化に繋がればと事業展開をしているのがカヌー工房。ワカサギ釣りに用いるボートも地元材のスギで製作され、木目が強調された見事な仕上がりは釣り人にも好評です。現在、ワカサギ釣り用のボートは15艇用意されていますが、より多くの釣り機会の提供をと新艇の製作も進みます。



一方、ボート使用以外に浮き桟橋(幅約4メートル、長さ約30メートル)からのワカサギ釣りも名栗湖では楽しめます。この浮き桟橋はカヌー工房や施設利用者がカヌーの係留や湖に漕ぎ出す際などに使われていますが、カヌー漕艇事業に支障のない範囲で釣り人にも開放(ボート同様有料)されており、ワカサギ釣りについては一度に10人ほどが利用することが可能です。 

昨年、解禁直後のボートからの釣果。名栗湖は、水質が良好な名栗川支流有間川に位置するため、同湖で釣れたワカサギの食味は天下一品と釣り人たちの間で折り紙付きです。

名栗湖のワカサギ釣り日釣り券は700円(中学生以下無料)、年券は5000円。以外に、ボート使用料3000円、浮き桟橋使用料2000円。ボート・浮き桟橋使用は予約制。釣り利用時間は午前7時~午後4時まで。水曜定休。問い合わせは、NPO法人名栗カヌー工房(042・979・1117)へ。電話受付は午後4時半まで。(K)

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