入間漁業協同組合(埼玉県飯能市阿須343-1)

飯能市から下流、入間市、狭山市と川越市の一部約36キロメートルの入間川と各支流を所管。渓流から清流の釣りまで楽しめます。

小魚を捕食するサギ飛来

2024年11月26日 | 成木川

シラサギが小魚を盛んに啄んでいます。ここは飯能市浄化センター脇の成木川。同センターから温排水が放流されているため、一帯は特に冬季になるとオイカワやカワムツなどの小魚類が多く集まります。

つい最近のピーク時に両岸合わせて10羽以上が飛来しているのが確認されています。付近は水深が浅く、オイカワの魚影が濃いのでサギ類などの採餌には格好の場所なのでしょう。シラサギと書きましたが、シラサギとは全身白色をしたサギの総称です。

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秋深まり、色づく河畔林。景色を愛で魚と戯れる

2024年11月15日 | 成木川

当組合がある飯能市内の河畔も深まる秋とともに色づいてきました。写真は前ケ貫地区と落合地区を結ぶ清川橋から見た成木川です。落合地区側の右岸はクヌギやコナラなどの雑木が根を張り、増水による川岸の浸食も防いでくれています。新緑の時期とともに秋の景観は、一段と魅力的です。

さて、この辺りに生息しているのはオイカワ、カワムツなどの小魚。冬季を除いてフライフィッシングでこうした小魚を釣っている光景が見られますが、秋の釣りはとりわけ風情がありますね。

風に吹かれて梢を離れた赤や黄色の葉が流下する中、小魚が起こす水面の波紋めがけてスッと毛バリを投射する。釣れるサイズは小さいですが、繊細さが楽しいのです。

最近は、ルアーでカワムツと遊ぶ釣り人も増えてきました。成木川の中下流はカワムツがたくさん生息していますよ。景色を愛で、魚と戯れる。管内は自然豊かです。

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今日の入間川と、オイカワを釣る成木川のフライアングラー

2024年10月27日 | 成木川


当組合事務所が入る飯能市林業センターすぐ北側の入間川。秋の柔らかな日差しを受け、清々しい日です。加治橋から下流、JR八高線鉄橋方面を望みますが、釣り人の姿は見えません。水位はほぼ平水で、深場の河床も目視できるほど清冽です。



こちらは、加治橋から200メートルほど上流で入間川に合流する成木川。画面左側の橋梁の左岸(上流に向かって右側)から飯能市の下水処理施設である市浄化センターの放流水が注いでいます。橋下流はコイなどが回遊するとろ場ですが、オイカワの魚影は比較的濃く、特に渕尻とそこから続く合流点までの瀬は毛バリ釣りにも絶好の釣り場です。



そんな市浄化センター放流口付近で、オイカワを狙うフライアングラーを見かけました。橋上から尋ねると、市外からやってきた方で、柳瀬川にも釣行しているとのこと。橋からも河床でヒラを打ったり、水面を割るオイカワの姿が確認できます。

この付近は、条件が良ければ、年明け1月でもオイカワのライズが起こります。一昨年の正月休み、ウォーキング途中に橋上からライズを発見。急いで自宅へ戻り、タックルを手に舞い戻ってオイカワを釣ったこともあります。


当組合管内の河川で、オイカワなどの雑魚をフライで釣る場合の日釣券(特乙種)は店売り700円(現場売りは1000円)です。(K)
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成木川のオイカワ、釣れてます!小さな毛バリで爆釣モード!

2024年10月25日 | 成木川


フライフィッシングの対象魚は、何もトラウトだけではありません。身近な淡水域に生息するオイカワ(ヤマベ)もその一つ。渓流釣りシーズンが閉幕すると、フライアングラーなど毛バリ釣りを愛好する人たちはニジマスの管理釣り場などに出向きますが、たかが小魚とあなどるなかれ。清流のオイカワも毛バリ釣りの格好のターゲットです。




当漁協のオイカワ釣り場としては、それこそ上流の名栗地区から川越地区まで入間川のほぼ全域が対象ですが、実は入間川の一大支流である成木川も本流にひけをとらないオイカワの好釣り場(カワムツ含む)なのです。

ただ、成木川といっても源流の東京都青梅市から飯能市落合地区で入間川に合流するまで約17キロメートルの流程がありますので、ここでは足場が良く、河畔に駐車もでき、比較的魚影の濃い場所を限定して紹介することにします。その場所とは、当組合事務所から300~400メートル上流(西側)にある市浄化センター前付近から入間川合流点までの間です。



そこは、水深のあるプールとそこに続く瀬とで構成されるごく一般的な形態の河川。では、どうして魚影が濃いかというと、実は市浄化センターから成木川へと下水処理した温排水が放流されているからなのです。特に秋以降は、それが顕著で、厳寒期でも放流口のすぐ下手ではオイカワがライズを繰り返す光景を見ることができます。



釣れてくるオイカワの平均サイズは10センチほど。大きいものだと13~14センチはあります。プールの流れ込みから下流の瀬までまんべんなくオイカワの魚影は確認できます。太陽の照射があり、無風、虫のハッチがあるといった条件の時は、特にオイカワは高活性のようです。



車は合流点右岸の遊歩道脇のスペースに駐車できます。ただ、広場は河川側を除いて人家に囲まれているため、走行やドアの開け閉め等には配慮をお願いします。さらに、ゴミの持ち帰りは徹底して下さい。

入間川および成木川で「リール釣り・ルアー釣り・フライ釣り」をする場合の1日券は「特乙種日釣券」(対象魚/雑魚・ワカサギ)700円、「竿釣り」(リール釣り・ルアー釣り・フライ釣りを除く)は「乙種日釣券」(対象魚/雑魚(ワカサギ除く))400円です。


遊漁券は上記地図、加治橋右岸袂のライオンズ並木すぐ南側にある飯能市林業センター内入間漁協事務所で購入できます。開所時間は、平日午前9時から午後4時まで(昼休み除く)となります。(K)
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