年末年始にかけて、飲み会やイベントに参加することや、仕事が忙しくて遅い時間に帰宅することが増えてくると思います。そうなると、気になるのが食事の時間。遅い時間にものを食べ、満腹状態で就寝するという方は少なくないのでは? ですが、これが体に良くないということは、みなさんご存知のとおり。
そこで今回は、満腹状態で就寝することがなぜいけないのか、おさらいしていきたいと思います。
■満腹だと熟睡できない!
夕食を遅い時間に摂ったり、寝る前につまみ食いをしたりすると、胃の中に食べものが入った状態になりますよね? すると、消化活動により胃が働き続けるため、興奮状態になって寝つきが悪くなります。
このように、寝つきが悪くなったり熟睡できなくなったりすると、成長ホルモンが十分に分泌されず、美に敏感な女性の大敵、肌荒れや太りやすい体の原因にもつながります。なんでも、質の悪い睡眠が3日続くと、肌は確実に荒れてしまうのだとか……。
ということは、睡眠時には空腹状態にしておくということが重要になってきますよね。そのためには、就寝する3~4時間前には食事を済ませておく必要があります。だからといって、極度の空腹状態を我慢したまま寝るのはいけません! スープやヨーグルトを食べたり、ホットミルクを飲んだりして、調整しましょう。
■就寝前に控えたい食べもの
質の良い睡眠をとるためには、覚醒効果があるものや、消化に時間がかかるものを食べるのは控えましょう。就寝前に控えたい食べものをご紹介していきますので、参考にしてください。
(1)カフェイン
(2)アルコール
(3)揚げ物、肉類
(4)スイーツなど糖分が多いもの
(5)スパイシーなもの
フリーアナウンサーでタレントとしても活躍中の山岸舞彩さんは、その抜群のスタイルをキープするために、寝るときは空腹状態でいられるようにしているそう。
「どうしても食事が遅い時間になってしまう」という方は、夕方におにぎりや栄養補助食品を食べておきましょう。捕食をうまく取り入れることで、 遅い時間にたくさん食べてしまうことがなくなりますよ。
夕食を早めに済ませて就寝した翌朝は、心地よい空腹と体の軽さを感じられますよね。何かと忙しい師走ですが、体や肌のためにも夕食の時間と内容を意識していきたいものですね。