アッすっげーいい言葉!って思ったのがあって、
「生きる理由はないが、また、死ぬ理由もない。
人生への軽蔑を示すべく、我々に残された唯一の方法は、それを受け入れることである。
人生は、苦労して捨てるほどの価値もない。」
っていうやつなんですけれども。
この言葉を残したフランスのジャック・リゴーって、調べたらダダイズムの人で
あーーーーー根底でダダイズムに惹かれるんだなーーーーーーーーと思いました。
中原中也もダダイズムの影響受けてるんですよ!
ダダイズムっていうのは第一次世界大戦後の廃墟から産まれた思想で、外形をいえば「伝統を破壊する思想」です。ナナメ上的な。
日本では関東大震災後に広まっていて、いずれもズタボロの中から立ち上がるっていう背景が共通しているんですよね。
中原中也の詩風はダダイズムだけじゃなくてフランス象徴詩や宮沢賢治の影響受けたりと色んな変遷が見られるんですが、その人間の根幹はダダイズムが産まれた背景を色濃く背負ってるんじゃないかと思います。
ダダの芸術性というより、背景を。
短い人生の中で、失って嘲けられて絶望してズタボロになっての繰り返しで、それでも生きた人だったんだよ。
まあ酒飲んで暴れてたけどね!(笑)
その酒乱っぷりも言って見れば破壊的なダダイズムが表れてるといってもいいんですけど。
はーーーーーホント中也好き!
詩を読む毎年を重ねる毎に新しい気付きがある。
そして今は文アルもあるしね!
広がりがすごいね。文アルやろう!