グータラ節

人生のターニングポイントを迎えたぐうたら主婦と犬が苦手な愛犬シルクの
  信じられないような怠惰でのんきな生活・・・!

スープの冷めない距離

2006-11-13 22:25:25 | Weblog
極悪非道なバサマ(母・75歳になりました)が退院してからと言うもの・・・忙しい日々に拍車がかかります。

心が洗われるような晴れた日ですね 
そんな日もワタクシは夜になると絶好調のバサマに付き合いおしゃべり相手に・・・
「ねぇ、アンタもう帰ってくんない?」・・午前3時エグエグ
沈む夕日が目に沁みますね
光の左、薄くちょっとこんもりしたのが「ザ・富士山」
このちっこい我が家(4階)のベランダでボンヤリするのが好きd・・
ほえっ、2階の窓からバサマが笑って手を振っている・・・
気分台無しの夕暮れ・・エグエグ

バック トゥー ザ・日常

2006-11-07 21:34:20 | Weblog
極悪バサマ(実母74歳)が退院・・・ 

そっ、そんなバカなぁ~~~!

あまりに驚き狼狽したワタクシはヘアーパックで顔を洗い、娘の洗顔フォームで歯を磨く・・・という凡ミス連発 
落ち着けっ、落ち着くのよっっ、アタシ落ち着けぇ 
おせちが食べ終わった頃に退院させようと目論んでいたのに・・ったく近頃の医者は気が利かなくていけねぇや 

仕方なく説明受けに4時に病院へ・・足の重いことったらありゃしない 
手帳とペンを手に必死にドクターの説明を受けるワタクシ・・・けっせん(血栓)って漢字がわからない。。。右心室?動脈?血中酸素?んん?
二人並んでドクターとイケメン研修医から説明受けるもポカ~ン しかもバサマはイケメン見っぱなし・・・ドクターの説明なんて興味ナス・・・
最後にドクターが「何かお解りにならない点やご質問は?」にバサマ伸びきらない肘で素早く挙手・・・「ねぇね、彼女いるの?」・・・ああぁぁぁ・・・

無事、今回も生還し自宅にたどりついたバサマ・・・
特上寿司にお醤油ビチャビチャかけてご満悦 
後で柿むいて持って来い、だと・・・ 



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かぁさん・・・

負け犬の遠吠え!

2006-11-06 00:06:51 | Weblog
キモい写真ね 
入院中の豚足バサマ(実母:74歳)は血流や浮腫みを解消するためドイツ製の窮屈な靴下を履かされています。無理やり入れても25センチ。洗わされるパンツは風呂敷大・・パジャマは上下で竿1本・・・4Lサイズは違います 
本人はこっそり大人のふりかけかけてガッツリ食べて絶好調 
こんな熊みたいな大きい背中を拭かされました 
「アンタッ、今やな顔したねっ」・・・バサマはワタクシの一瞬も決して見逃したりしません。「チッ」・・
74歳の舌打ちです
「明日は手土産持参で来い」とな・・・
 

ふふん、覚えてらっさいっ。そんなに簡単に退院させなくってよ~~~ 

熊@ソウルで見たオブジェ・・祝オリンピックかもね。

エイさんのこと@Bangkok

2006-11-05 16:06:00 | Weblog
昔、バンコクに住んでいた頃エイさんと言うドライバーがいた。ラオスとのハーフで可愛らしいパッチリした目で私のことをお姉さんと呼んでいた。少し大人しかったけどすでに妻子がいて生活を安定させたいと我が家のドライバーに紹介されてきた・・・が、運転はノロくヘタで出かける時は助手席に乗ってもらいワタシが運転した。
怖い物知らずのワタシを、時になだめすかし(ヒンドゥー教の祭典に行って針を刺してみよう・・・とか)時に羽交い絞めにして止めた(女が触ったら修行が10年延びるというお坊さんにタッチアンドゴー・・とか)
何しろ夫や友人達に頼まれてたのでワタシのお目付け役を必死にしてた・・・ありがとね。
バンコク中のお寺を巡るのを趣味としていたワタシに「今まで働いてばかりだったけどこれでお寺を全部見ることが出来たよぉ」と言ってなけなしのお金でコーラを買ってくれた。

じきすっかり慣れ、プロレスの技を掛けたり、田舎の演歌ショーを見に連れて行ってもらったりした。

ある日、いつものようにバカ笑いして運転していたワタシに語り始めたのは「実は妻が他の男と暮らしている。それはいいが娘を取られるのはイヤだ」
ビーちゃんという一人娘はエイさんにそっくりで可愛らしい3歳女の子だった。
学校に通わせたい、彼の口癖だった。
その時初めてワタシはエイさんの左腕の内側に無数の切傷があるのを見た。手首から肘の内側まで。
「いろんなことがあるね。がんばろうよ」それしか言えなかった。
「あと少しでお姉さん(ワタシ)もいなくなる。新しい雇い主は気に入ってくれないと思う」泣いていた。なんだかつられて二人で泣いた。
帰国まであと2ヶ月の頃だった。

大人しいエイさんの事を考え先輩ドライバーさん達に、声を掛けてもらうようにお願いした。すると相談する人もでき、よく笑うようになった。なんと、なな、なんと若い恋人もできたと聞いた。ホッとした。
帰国まであと1ヶ月。

「お姉さん、お姉さんが日本に帰る朝、空港まで必ずボクが運転して連れて行くからね」毎日約束させられた。
そしてある日、またもやバカ笑いしている私に突然深々と日本式お辞儀をして紙袋を手渡した。中には緑色の鮮やかな織物が入っていた。「ボクは何も買ってあげられない。母が織りました」
帰国まで2週間、それきり彼は現れなかった。

エイさんは妻も娘も失い自暴自棄になって故郷で自殺していた。
仏教の信仰厚いタイは生と死がわりあいに近い。


帰国最後の週、出て行った妻が叔母を伴い遠路はるばるエイさんの退職金をもらいに訪ねてきた。叔母がまくし立てる横に平然と座る妻が着てるのはワタシがエイさんにあげた洋酒のおまけTシャツだった。こんな物まで何もかも渡し妻の気を引きたかったのか・・・そのシャツのとぼけた絵が一番悲しかった。


帰国当日。
あまりに綺麗な鳥の声で目が覚めた。
本当に歌っているような話しかけているような美しい鳴き声が続いた。

世の中には、不思議だけどワタシにだけわかるコトガラがある。





秋空に・・・

2006-11-04 02:32:07 | Weblog
秋の夕暮れをお楽しみ下さい。

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さよなら・・・

大好きだった大木金太郎さん



・・・・・小さい頃、兄に頭突きしては泣かせてました。
プロレスラーの大木金太郎さん・・・ご冥福をお祈り申し上げます。
ばってん荒川さんもお亡くなりになったそうで・・・座布団持って飛ぶマネしてました。ご冥福をお祈り申し上げます。

そいえば、ワタシの父は死ぬまで「もう1度力抜山(リキ・バッサン)見たいもんだな」って言ってたっけ・・・ソウルでお元気らしい。会いたいな・・・ 

注:力抜山・・・力道山の門下生だった?らしい。おいくつかしらね、もう60代はいってるはず。子供の頃のバラエティ番組でよく見かけた。ナイフで体を刺してみても、アラ平気!みたいな芸で父とワタシのご贔屓ナンバー1でした。韓国語の先生のお姉さんが「韓国で有名人よ。生きてるよ」って聞いた時には感激のあまり泣きそうになったほど・・・ふっ、ヨン様?ビョンビョン?・・・時代は力抜山さね 

涙のビジター・セッション

2006-11-01 01:31:08 | Weblog
ワタシは時々日本語ボランティアとしてビジター・セッションに参加している。
えらそうな感じでしょ?
ノンノンッ、相手はみんな各国のバリバリの日本語教師・・・
聞かれたことに答えればいいだけ・・・そう、いいだけ・・・

だがしかし・・・ワタシはそれが出来ないっ・・・出来ないんだよォォォ・・・ 

先日も、正露丸を4粒飲んで気合をいれつつインタビュー(中国)に参加


グループ1「日本の14歳の母についてどう思いますか?」
-----ピキッ(ワタシのこめかみの血管音)それってTVの話だろーよ。見てないよっ。TVのCMに乗って本気になんなよっ。。。と心で叫びながらも満面の笑顔で答えるワタシ「TVでの話ですからセンセーショナルですね、一般的ではありませんね、ホホホ」

グループ2「女性の労働についてどう思われますか?」
-----キュルル(ワタシの腹の刺し込み音)満足に働いたことないんだよっ、プーだったんだよっ、プー。。。「あっ、ワタクシ学校出てすぐ結婚しちゃったのでぇ、エヘヘぇ」

グループ3「自然環境とエコについて」
-----きゃ~っ、エコですってよ、エコ。ワタシのもっとも苦手とす○△□×・・・ここでひるんでは女が廃る。「よくってよ、何でも聞いてらっさい」


-----ああぁぁ・・アタシがバカだった-----答えられないのだ-----


質問1「煙が黒煙ではなく白いのはどのような化学的事項をしているのか?」
ワタシ「ヘッ、それは、それはね多分化学反応利用してんじゃないの?」
質問2「どのように分別してるのか?」
ワタシ「うぅ~~ん、多分、燃えるのと燃えないのと缶とかビール瓶・・・かな?」
質問3「何曜日に収集されますか?週に何回ですか?」
ワタシ「はぁ~?毎日何かしら取りに来るけどそんな細かいこと聞かれたってぇ~」
質問4「空気が汚染されてることにどのような関心があるか?」
ワタシ「・・・・・今度はハイブリットカー買うさっ、ふん」

-----バカ丸出し

えぇ、そうですとも・・・そうよ、そう。
ワタクシはゴミを分別したことも捨てたことも・・ないざんす
結婚して25年、ず~~っと夫がやってるざんす。。。知るもんか 

・・・・・と、主婦を敵に回したところで・・・ホホホ、中国の方々は心が広いね~ 
中国の大学の先生が言ったね!聞いたんさいっ!

「世の中には何事にも例外がある。我々は今日、初めて本物の例外を見た。国に帰って話しましょう。皆、そんな人がいるのかって驚いて笑うでしょう。気にすることないですよぉ、○○子さん」

・・・ああぁ~、なんて上手い日本語なのん 



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中国の先生方

オイドンのかぁさんを許したって・・