Matriarch

2019-04-25 16:19:31 | 音楽
何気なく『Moog』のサイトを覗いたら...、「MATRIARCH」なるアナログ・シンセを発表したとこだった!

サイトを開いた瞬間、「GRANDMOTHER」かと思ったが、次の瞬間、違う事に気づいた。

私も「GRANDMOTHER」を持っていて、音作りに関してなかなか面白いと思っているが、この「MATRIARCH」は写真を見る限りでも、複雑で自由な音作りができるのが判る。

一番特徴的なのは、4音パラフォニック!
オシレーターが4つって珍しいと思う。

フィルター・セクションを見ると、レゾナンスが2つ搭載されている様だな!
Minimoog Voyager」にも有った様な、スペイシングの摘みも有る。

エンベロープがアンプとフィルターにそれぞれ搭載され、「GRANDMOTHER」に有ったスプリング・リバーブは無くなったが、ステレオ・ディレイを搭載。

モジュレーションのセクションのウェーブフォームが、「GRANDMOTHER」では4種類だったのが、本機では6種類。

登録できるシーケンスの数は、「GRANDMOTHER」では3つだったが、本機では4種類。


なかなか魅力的なシンセだなぁ〜。

既に発売されている「Moog One」の日本国内販売はまだ始まっていない様なので、「MATRIARCH」も暫く先になるだろうな。

「Moog One」は高いってのも有るが、デモの音や映像で聴く限り、個人的にはあまり欲しいなぁと感じない。
せっかくのスペックを活かしきれているデモが、あまり公開されていないのではなかろうか?
Minimoog」好きの私としては、何だか、聴いている限りではオシレータの感じがちょっと好みではない気がする。

「GRANDMOTHER」は、かなりパンチの有るエグい音がする。
「MATRIARCH」も同様にパンチを感じる。

本機の先行予約が始まっている様だが、日本で発売される時は、24万円前後くらいになるのだろうかな?

それにしても、近年の「Moog」は勢いが凄い!
ちょっと、ハイペースで新製品を出し過ぎな気もしないでもないが、実に凄い事だと思う!



Moog Matriarch: Place / Time / Memory
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