ハ音記号

2019-10-07 23:53:56 | 音楽
私自身は、普段、譜面を書く時は、ほぼ、ト音記号とヘ音記号での表記で事足りるので、ハ音記号にあまり馴染みが無い。

たまに、アルト記号を用いた譜面に接する事は有るが、雰囲気で読む事はできる。

しかし、それ以外のハ音記号での譜面は、まったく馴染みが無いと言っても良いくらいで、もはや、ト音記号かヘ音記号での表記の方が、パッと見の混乱が少なくて良いんじゃないかとさえ思う。

ソプラノ記号の譜面は3度下げて書けばト音記号の譜面になるし、バリトン記号の譜面は3度上げて書けばヘ音記号の譜面になる。


今日、久しぶりに高校時代の吹奏楽部の先輩から連絡を頂き、テノール記号で書かれたトロンボーンの譜面を、ヘ音記号での譜面に変換したいとのご相談。

要は、5度上げて書き直せば良いのだが、クラシックのオーケストラ曲のパート譜なので、拍子や調、テンポの表記が曲中で変わりまくり。

むしろ、音符の有る小節より、それ以外の部分に注意を払う事の方が重要。

940小節にも及ぶパート譜だったので、小節が抜けていても大事故になるし、強弱記号や拍子、テンポなどに間違いが無いかの確認が大変だった。


一旦、元の譜面を忠実に譜面作成ソフトに入力しデータ化、そして、それをヘ音記号表記に変換。

これまでに、そんな作業はした事は無かったが、問題無く、上手くいった。

何でもやってみるもんだな。

勉強になった。


しかし、数時間、ハ音記号の譜面を観ていたが、全く馴染まない....。

慣れの問題なんだろうけど...。


<音符は全て同じ音程>

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