折り返し地点

朝稽古を終え
タイムスケジュールで今日の演目を確かめる

昨日折り返し地点をこえ本日より後半戦
素敵な時間が続いている

出演までの待機の時間ふと不可思議なものがよぎる
いろいろなものを思い出す
それはふうわりとしたニオイや情景であったり
かつて経験したあの独特な緊張感や高揚であったり
徹底的に追い詰められ必死に演じた昔々の舞台であったり
子供の頃のことやなんやかんやであったり
それらすべてをひっくるめて今があり
ともに舞台を共有する人たちがあり
足を運んでくださる方があり
それらすべてが大きな大きな繋がり中で
まるで液体のように今があるのだとそんな感覚が芽生え
僕はそのままこの個たる肉体の輪郭線がなんだか曖昧なまま舞台にあがり空間の一部になる

このままこのままずっと続けていたいなと感じたりする
もちろん終わりはくる
それは日曜日

皆々様、身体の景色カタリvol.4、日曜までです
西荻窪です
遊空間がざびぃです
まだお席ございます
すべての演目が素敵です
すべての演者が素敵です

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