評価:★★★★【4点】
レイチェル・マクアダムスの魅力全開となった記念すべき作品と勝手に断言。
それまでは、映画のキャラにもよりましたが
どうも、もひとつ感がぬぐい切れなかった印象の彼女です。
ところが、本作では彼女の過去作品の中ではもっとも弾けた演技を披露し
彼女の顔面七変化をたっぷりと堪能することができて大変満足しております。
元が美形(額の広さはご愛嬌)だからこそ絵になったのかもしれません。
◇
失業中のTVプロデューサー、ベッキーは、
ニューヨークのローカルTV局に採用され、朝の情報番組を任される。
だが、その番組“デイブレイク”は超低視聴率で局のお荷物。
さっそく番組の立て直しに取り掛かったベッキーは、彼女がこの業界を志すきっかけとなった憧れの
存在である伝説の報道キャスター、マイク・ポロメイにキャスター就任を依頼。
やがて、畑違いのために不可能と思われていたマイクの抜擢を見事成功させ、
一躍局内で注目の的となる。
またその一方、女性社員に人気の先輩プロデューサー、アダムと惹かれ合っていくベッキー。
全ては順調に進むかに思われたが、いざ番組が始まってみると、
マイクはプライドばかりが高くてベッキーの指示には従わず、
パートナーのお局キャスター、コリーンとも衝突を繰り返す始末。
こうして視聴率は悪化の一途を辿り、ついには上司から6週間以内に視聴率をアップさせなければ
番組を打ち切ると宣告されてしまうベッキーだったが…。
<allcinema>
◇
もう、この映画はレイチェル・マクアダムスの魅力に尽きますね!
そこそこ知名度もあって、そこそこの作品に出てて、そこそこに記憶から無くなっていく。
そんなイメージしかなかった彼女でしたが、ついにやってくれました。
恋愛のことなどまったく頭になく、常に番組再生のことばかり気にしてる。
飛んで走って泣いて笑って、ノーテンキなくらい明るいキャラ。
この激変ぶりは、もしかしたら、新日本プロレスから離れて「革命戦士」となって
ルックスからプロレス・スタイルまで大幅に変わった長州力を彷彿させるのではないか(←おい)
にしても、これだけコミカルで且つ泣かせるツボをしっかりと踏まえていて
テンポもソコソコあって、まったく飽きさせないのは凄い。
脇を演じるダイアン・キートンの魅力もレイチェルに負けないくらいのものだった。
あのお年でこれだけキュートに見えてしまうのは、なんなんでしょうか。
物語は、低視聴率の番組を受け持つベッキー(レイチェル・マクアダムス)が奮闘し、
打ち切り寸前だった番組を起死回生の人気番組に。
そして、お約束通り、他局のビッグネームからのオファーとなり苦悩の選択となっていく彼女。
家族のような“デイブレイク”に残るのか、それとも自分の夢を叶えるのか!
映画は、ここからまさに絵に描いたような盛り上がりを見せてくれます。
でも、いいんです!すっかり作品世界に没頭しているワタシには気にならない。
むしろ、そうなってほしいと願っている通りに進んでいくストーリーは
やっぱり、映像として見せられると、その重みが違う。
泣いて笑って、最後はハッピーエンド!
こんな、決まり文句のフレーズが本作にはピッタリ当てはまる。
これは過去映画の『靴をなくした天使』以来だろうか^^
おまけ)
・ベッキーが、いつも携帯を落としそうにしているのはギャグなのか?(笑)
そこの演技も意外と上手かった。練習とかしたんでしょうね。
・悩む仕草では、いつも壁に向かって頭を打ち付ける辺りは分り易くて好感が持てた。
『シリアスマン』の壁打ちとは微妙に違うけど、ま、ある意味、アニメチックとも言えますね。
とにかく、彼女にこれだ目を吸い寄せられたのは始めてのことでした。
・でも、もうちょっと欲をいうなら、マイク(ハリソン・フォード)が隠し持っていた特ダネの
前後説明があったなら完璧だったのではないかと残念でならない。
あそこは、もうちょっとひっぱって欲しかったね~(笑)
・もうひとつ、タイミング良くあそこで料理教室に移行する展開に、それを偶然にも
他局が放映していたご都合的雰囲気も多々ありますが、そこは作り手側に歩み寄ったワタシです。
・“デイブレイク”のプロデューサーのひとりで常にベッキーの隣にいたレニーおじさんは
通常ならスタンリー・トゥッチの役どころなんでしょうね(笑)
でも、今回のジョン・パンコウ氏は、その彼に負けないくらいのキャラを演じてました。
Natasha Bedingfield - Strip Me (Morning Glory Version) Official Video
-------------------------------------------------------------------------------------
監督:ロジャー・ミッシェル
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
撮影:アルヴィン・クーフラー
音楽:デヴィッド・アーノルド
出演:レイチェル・マクアダムス/ハリソン・フォード/ダイアン・キートン/
パトリック・ウィルソン/ジェフ・ゴールドブラム/
『恋とニュースのつくり方』
レイチェル・マクアダムスの魅力全開となった記念すべき作品と勝手に断言。
それまでは、映画のキャラにもよりましたが
どうも、もひとつ感がぬぐい切れなかった印象の彼女です。
ところが、本作では彼女の過去作品の中ではもっとも弾けた演技を披露し
彼女の顔面七変化をたっぷりと堪能することができて大変満足しております。
元が美形(額の広さはご愛嬌)だからこそ絵になったのかもしれません。
◇
失業中のTVプロデューサー、ベッキーは、
ニューヨークのローカルTV局に採用され、朝の情報番組を任される。
だが、その番組“デイブレイク”は超低視聴率で局のお荷物。
さっそく番組の立て直しに取り掛かったベッキーは、彼女がこの業界を志すきっかけとなった憧れの
存在である伝説の報道キャスター、マイク・ポロメイにキャスター就任を依頼。
やがて、畑違いのために不可能と思われていたマイクの抜擢を見事成功させ、
一躍局内で注目の的となる。
またその一方、女性社員に人気の先輩プロデューサー、アダムと惹かれ合っていくベッキー。
全ては順調に進むかに思われたが、いざ番組が始まってみると、
マイクはプライドばかりが高くてベッキーの指示には従わず、
パートナーのお局キャスター、コリーンとも衝突を繰り返す始末。
こうして視聴率は悪化の一途を辿り、ついには上司から6週間以内に視聴率をアップさせなければ
番組を打ち切ると宣告されてしまうベッキーだったが…。
<allcinema>
◇
もう、この映画はレイチェル・マクアダムスの魅力に尽きますね!
そこそこ知名度もあって、そこそこの作品に出てて、そこそこに記憶から無くなっていく。
そんなイメージしかなかった彼女でしたが、ついにやってくれました。
恋愛のことなどまったく頭になく、常に番組再生のことばかり気にしてる。
飛んで走って泣いて笑って、ノーテンキなくらい明るいキャラ。
この激変ぶりは、もしかしたら、新日本プロレスから離れて「革命戦士」となって
ルックスからプロレス・スタイルまで大幅に変わった長州力を彷彿させるのではないか(←おい)
にしても、これだけコミカルで且つ泣かせるツボをしっかりと踏まえていて
テンポもソコソコあって、まったく飽きさせないのは凄い。
脇を演じるダイアン・キートンの魅力もレイチェルに負けないくらいのものだった。
あのお年でこれだけキュートに見えてしまうのは、なんなんでしょうか。
物語は、低視聴率の番組を受け持つベッキー(レイチェル・マクアダムス)が奮闘し、
打ち切り寸前だった番組を起死回生の人気番組に。
そして、お約束通り、他局のビッグネームからのオファーとなり苦悩の選択となっていく彼女。
家族のような“デイブレイク”に残るのか、それとも自分の夢を叶えるのか!
映画は、ここからまさに絵に描いたような盛り上がりを見せてくれます。
でも、いいんです!すっかり作品世界に没頭しているワタシには気にならない。
むしろ、そうなってほしいと願っている通りに進んでいくストーリーは
やっぱり、映像として見せられると、その重みが違う。
泣いて笑って、最後はハッピーエンド!
こんな、決まり文句のフレーズが本作にはピッタリ当てはまる。
これは過去映画の『靴をなくした天使』以来だろうか^^
おまけ)
・ベッキーが、いつも携帯を落としそうにしているのはギャグなのか?(笑)
そこの演技も意外と上手かった。練習とかしたんでしょうね。
・悩む仕草では、いつも壁に向かって頭を打ち付ける辺りは分り易くて好感が持てた。
『シリアスマン』の壁打ちとは微妙に違うけど、ま、ある意味、アニメチックとも言えますね。
とにかく、彼女にこれだ目を吸い寄せられたのは始めてのことでした。
・でも、もうちょっと欲をいうなら、マイク(ハリソン・フォード)が隠し持っていた特ダネの
前後説明があったなら完璧だったのではないかと残念でならない。
あそこは、もうちょっとひっぱって欲しかったね~(笑)
・もうひとつ、タイミング良くあそこで料理教室に移行する展開に、それを偶然にも
他局が放映していたご都合的雰囲気も多々ありますが、そこは作り手側に歩み寄ったワタシです。
・“デイブレイク”のプロデューサーのひとりで常にベッキーの隣にいたレニーおじさんは
通常ならスタンリー・トゥッチの役どころなんでしょうね(笑)
でも、今回のジョン・パンコウ氏は、その彼に負けないくらいのキャラを演じてました。
Natasha Bedingfield - Strip Me (Morning Glory Version) Official Video
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監督:ロジャー・ミッシェル
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
撮影:アルヴィン・クーフラー
音楽:デヴィッド・アーノルド
出演:レイチェル・マクアダムス/ハリソン・フォード/ダイアン・キートン/
パトリック・ウィルソン/ジェフ・ゴールドブラム/
『恋とニュースのつくり方』
先ほどお邪魔してきましたよ。
評価、同じでしたね^^
この映画はレイチェルに尽きますよね~
あのパワーは、いったいどこから来るのでしょうか(笑)
考えるよりも行動の方が早いから、同じ会社に複数の履歴書出しちゃうんでしょう^^;
でも、そこが可愛い!
ダイアンさん、こちらもキュートでしたよね。
ワタシ的には、あの髪形がお気に入りです。
こんな可愛いダイアンさんを見たのは初めてですよ^^
ベタでも良いんです。感動を味わいたいために映画を観に行くんですものね(笑)
お邪魔します♪
今回は、itukaさんと気が合いました(笑)
評価同じです(^_-)-☆
レイチェル、良かったですね~♪
笑顔がキュートでチャーミング!彼女の魅力
全開だったと私も思います^^
ダイアンは60過ぎているのに、あのキュートさは、なんなんでしょうね~
あんな風に年をとりたいものです^^
ラストは、おっしゃるように絵に書いたような
盛り上がりでしたが、ああいうベタ好きです!
素敵な作品でしたよね(^_-)-☆
↑なんか、そんな唄がなかったですか?(笑)
今回の3本は、割と秀作系ってことで観るパターンもだいたい似てきますよ。
でも、mariyonさんはワタシを追いかけてるんだと思います(←って、喜んでるじゃん)^^
レイチェルとハリソンの恋愛映画は、どうなんでしょうね~(笑)
“長い棒”で突っついて起こすくらいだから、デイブレイクのスタッフ同様、観てて安心しました。
ハリソン大好きなのでこれは絶対観なきゃって思ってましたが、
またもや孫ほど離れた女優との犯罪のような恋愛映画??ってちょっと危惧もあったんです。
レイチェル、ほんと可愛かったですね~~。じいさんと恋愛するようなことにならなくて何よりでした。
親族に関わった人が居れば、それだけでココロに来るものがありますよね。
>日本軍司令部の無謀無策
情報がないからなのか、情報があっても策を練れないのかで大きく変わって来ますね。
こういうときこそ栗原陸軍中将がいてくれたらな~って思います。
>彼等の犠牲のもとに今の日本があること
そうですね。確かにその通りだと思います。
こういう映画は、ココロに余裕がないとなかなか観に行けないワタシです^^;
「太平洋の奇跡」をやっと見ました。戦闘シーンは思ったほど多くはなかった。が、南洋戦線の日本軍司令部の無謀無策のため多くの犠牲(僕の伯父もその一人)が出たことや、彼等の犠牲のもとに今の日本があること、などを思いつつ見ていたら涙が止りませんでした。
本作以降、レイチェルといえばワイズでなく、マクアダムスと言われるようになりそうですね。
今後、ラブコメへのオファーが殺到することを願ってやみません。
ワタクシ、このひとを応援します。
>ハイグルだと、全く毛色が変わったでしょうね(←おい!)
マイクの家で泊まった辺りから別の方向に行ってしまうでしょうね。
劇中に、ふと、ハイグルだったら?とマジでイメージしてたんですよ!(爆)
ほんと、可笑しいね~
ラブコメのヒロインはこうでなくちゃっ!!
ハイグルだと、全く毛色が変わったでしょうね(←おい!)
お天気おじさんだったのに、番組のためにいちばん体を張ってましたもんね^^
下半身にタトゥを入れてもらってるのも日本の番組じゃあ考えられないです。
日本じゃ、若手芸人がするようなバラエティもんですよね(笑)
たぶん、それ以降、デイブレイクでの人気コーナーとなっていったと思います。
>彼女のコスプレもどれも好感持てて。
まさか、そこまでするとは驚きでしたよ。
これもみんなJ.J.エイブラムスの提案なんでしょうね。
レイチェルがマイクの家で寝てしまうシーンが可愛かったです^^
ビジュアルも似てましたし。。。
あとアーニーにもなんかほめ言葉をあげたいですが(笑)
それとダイアン・キートン、私今まであんまりいいイメージなかったんだけど、彼女のコスプレもどれも好感持てて。
レイチェルもこの役がいちばんよかったです。
いろんな意味ですっきりと笑える作品でした。