評価:★★★★☆【4.5点】
今週は“天才祭り”なのか?(笑)
◇
1963年、イギリス。
名門ケンブリッジ大学大学院で理論物理学を研究する
天才学生スティーヴン・ホーキング。
彼は、パーティで出逢った女性ジェーンと恋に落ちる。
ところが、その頃からスティーヴンの体調に異変が起き始める。
やがてALSと診断され、余命2年と宣告されてしまう。
将来を悲観し、ジェーンとの未来も諦めるスティーヴンだったが、
ジェーンはひるむことなく、周囲の反対を押し切って
スティーヴンと結婚する道を選ぶ。
結婚2年目には長男のロバートも誕生し、
当初の余命を越えて生き続けるスティーヴンは、
ジェーンの励ましに支えられ、
研究者としても着実に実績を上げていくが…。
<allcinema>
◇
映画はスティーヴン・ホーキング博士を支え続けた妻ジェーンに尽きる。
もちろん、彼スティーヴンの難病と闘いながら
自身の研究テーマを追い続ける姿には間違いなく感動するが
感情移入するのは、やはり妻のジェーンなのだった^^;
余命宣告2年と知っていながら、一緒に病気と戦いましょう!って
普通、いや、ワタシだったら多分にコッソリと逃げてしまうかも^^;
【今週のツッコミ】
・事象の地平線やら重力の特異点などの専門用語が飛び交うたび
『インターステラー』を思い出すのはワタシだけか(笑)
・ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインが素晴らしい!
フェイスや体型が似てるのもあるが障害を患ってからの
表情の一つひとつが細やかに再現され、脳裏にご本人がチラついた。
・出来るはず!ポジティプな西洋人の典型だった妻ジェーン。
割とネガティブな傾向の日本人は真面目で完璧を求め
大概のひとは「出来ません、ごめんなさい」だろうな~。
・運動ニューロン疾患または運動ルー・ゲーリック病とも。
・第三子はホーキングの子だよ!(笑)
・妻ジェーンの自伝本を原作としているため聖歌隊指揮者の
ジョナサン(チャーリー・コックス)との不倫も綺麗に描かれる。
・終盤から『モンタナの風に抱かれて』のような映画になると期待した^^;
・っていうか、自分もこの段階で看護師エレインといい関係だったし
どっちもどっちってことか(笑)
ちなみにワタシ、看護師エレイン系の顔が結構好みだと分かった(爆)
・アカデミー主演男優賞も納得の一作!できればジェーンを演じた
フェリシティ・ジョーンズにも助演主演女優賞獲らせたかった^^
・邦題が『博士と彼女の陰謀のセオリー』と一言追加したら
いったいどんな映画になっていただろう(おい)
-------------------------------------------------------
監督:ジェームズ・マーシュ
脚本:アンソニー・マクカーテン
音楽:ヨハン・ヨハンソン
出演:エディ・レッドメイン/フェリシティ・ジョーンズ/チャーリー・コックス/
エミリー・ワトソン/デヴィッド・シューリス
『博士と彼女のセオリー』
今週は“天才祭り”なのか?(笑)
◇
1963年、イギリス。
名門ケンブリッジ大学大学院で理論物理学を研究する
天才学生スティーヴン・ホーキング。
彼は、パーティで出逢った女性ジェーンと恋に落ちる。
ところが、その頃からスティーヴンの体調に異変が起き始める。
やがてALSと診断され、余命2年と宣告されてしまう。
将来を悲観し、ジェーンとの未来も諦めるスティーヴンだったが、
ジェーンはひるむことなく、周囲の反対を押し切って
スティーヴンと結婚する道を選ぶ。
結婚2年目には長男のロバートも誕生し、
当初の余命を越えて生き続けるスティーヴンは、
ジェーンの励ましに支えられ、
研究者としても着実に実績を上げていくが…。
<allcinema>
◇
映画はスティーヴン・ホーキング博士を支え続けた妻ジェーンに尽きる。
もちろん、彼スティーヴンの難病と闘いながら
自身の研究テーマを追い続ける姿には間違いなく感動するが
感情移入するのは、やはり妻のジェーンなのだった^^;
余命宣告2年と知っていながら、一緒に病気と戦いましょう!って
普通、いや、ワタシだったら多分にコッソリと逃げてしまうかも^^;
【今週のツッコミ】
・事象の地平線やら重力の特異点などの専門用語が飛び交うたび
『インターステラー』を思い出すのはワタシだけか(笑)
・ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインが素晴らしい!
フェイスや体型が似てるのもあるが障害を患ってからの
表情の一つひとつが細やかに再現され、脳裏にご本人がチラついた。
・出来るはず!ポジティプな西洋人の典型だった妻ジェーン。
割とネガティブな傾向の日本人は真面目で完璧を求め
大概のひとは「出来ません、ごめんなさい」だろうな~。
・運動ニューロン疾患または運動ルー・ゲーリック病とも。
・第三子はホーキングの子だよ!(笑)
・妻ジェーンの自伝本を原作としているため聖歌隊指揮者の
ジョナサン(チャーリー・コックス)との不倫も綺麗に描かれる。
・終盤から『モンタナの風に抱かれて』のような映画になると期待した^^;
・っていうか、自分もこの段階で看護師エレインといい関係だったし
どっちもどっちってことか(笑)
ちなみにワタシ、看護師エレイン系の顔が結構好みだと分かった(爆)
・アカデミー主演男優賞も納得の一作!できればジェーンを演じた
フェリシティ・ジョーンズにも
・邦題が『博士と彼女の陰謀のセオリー』と一言追加したら
いったいどんな映画になっていただろう(おい)
-------------------------------------------------------
監督:ジェームズ・マーシュ
脚本:アンソニー・マクカーテン
音楽:ヨハン・ヨハンソン
出演:エディ・レッドメイン/フェリシティ・ジョーンズ/チャーリー・コックス/
エミリー・ワトソン/デヴィッド・シューリス
『博士と彼女のセオリー』
しかし、余命2年といわれて、その十倍は生きてるわけで
下手すれば百寿超えて大還暦までの勢いを持ってそうですよね(笑)
実はホーキング博士の人生すべてが彼の計算のうちだったという
衝撃の事実が最後の著書で出てきたら、なかなかのミステリーですよね(ないない)^^;
PS:本日レーザー治療したのですが、これ結構インターステラーのように
異次元に連れていかれたようなSF的感覚が味わえますよ(爆)
瞳孔開きっぱなしの目はエイリアンみたいだし^^;
これほど長生き出来なかったかもしれませんから、
まさに2人で築いた功績と言えますね。
それからジェーンとジョナサンのお泊りは
むしろ博士が仕向けたようなものなので
てっきり夫公認なんだと思ってました(←おい)
この夫婦は初めから互いに忍耐を覚悟するという負荷を背負っているので
世間はまだ同情の目を向けてくれるんでしょう。
病が重症化していくたびに介護度が増え、ましてや育児も重なってましたからね^^;
ジェーンがついにへこたれてしまった時期に助け舟現るってやつですね。
タイミングばっちりで、あの出会いからそうなる運命だったのでしょう(笑)
結局、ホーキングは2011年に看護師さんと別れてしまいましたね。
ってことで、今のホーキング氏は誰が面倒を見ているのか気になるところです。
そう思って結婚、子供もできて、長い人生の途中
お互いに他の異性に目をむけ、
離婚して再婚。。。
よくある話だけど、これが身体の不自由な
(しかも半端なく)大天才となれば
話は違ってくる???
いえ、普通より
世間の目ははるかに厳しいけど、
やっぱり同じような気がします。
ホーキング博士は結局、
看護士の彼女とも離婚したんですね。
この映画は、最終的には相手を思いやる愛なんですよね。
彼女があのようなことになってしまっても決して愚痴ることなく
最後まで彼は紳士でした。
おそらく自分もエレノア(だっけ?)という機転の利く看護師が表れた事によって
大らかな気持ちにさせたのかもしれませんね(笑)
「あと2年」に挑戦したジェーンは凄い!
でも、「20年後」は予想してなかったのよね・・・
事実は時としてドラマよりも奇跡を起こす。
この二人を援ける為に、
2人の登場人物が満を持して現れるのですからね~
何が感動したかって、
博士がジェーンと「別れてあげた」ことかな。。。
ジェーンを開放してあげたかった、愛だと思います
あの子そんなこと言ってたんですね(これはちょっとブーイング)
博士はそこまで見抜いてましたね。
彼女の些細な心の変動をいちばん知っていたのは本人より博士だと思います。
理系は繊細なんですよね(笑)
おっと!とらねこさんも理系でしたね^^
ただ、「飛行機嫌いだから、別の男と車で泊まりで行く」というのが一番引っかかりました。
それと、もしかするとそこまで博士が計算していたのでは?なんて…。
パリ行きを彼女に告げた時の博士の表情が、気になるんです。
あの頃からすでに見抜いていたと思うんですよね。
彼にとって唯一のワイルドテイストを味わえる瞬間だったかも(笑)
ワタシ、そういう雑誌に興味津々だったころが懐かしい。
>「インターステラー」の科学監修したキップ・ソーン
なんかそうらしいですね。
まったく気が付きませんでしたよ^^;
>男性なのに、妻に感情移入
妻目線でなくひとりの人間として、後半のノリは理解できるってことです^^
環境によってひとは楽な方に逃げたくなりますからね。
仕方ないわ(笑)
「ペントハウス」1年分って笑える。
男性なのに、妻に感情移入できたって、スゴイわ(笑)
博士も相当頑固な人だったみたいけど、この嫁、自分で選んで結婚したのに、別の男って、そりゃないわでしたよ。
じゃあ、さっそく改めないと(笑)
ご指摘ありがとう!
>「はじまりのうた」
やっぱり観客目線とアカデミー会員とでは点数の付け方が違うんですね。
ワタシもいちどでいいから会員になってみたいわ(爆)
今回は、助演も主演も鉄板でしたからね~他の女優さんはほぼ諦め状態だったでしょう(^^;;
本日、イミテーションを観ましたが、キーラは、「はじまりのうた」の方が断然良かったと改めて思います。
賞レースとなると、色んなグラウンドが必要になるから、観客目線とは離れてしまいますね。
愛の力は計り知れないなーと思いました。
本当は、ツッコミで2年の契約(してないだろ)なので
あんな風に啖呵を切ったんじゃ?と書こうと思ったけど
さすがにこの映画でそんな悪乗りは出来ませんでした(笑)
私だったらこっそりと逃げちゃうわ(汗
それにしても2人の会話、
博学すぎてついていけなかったわw
世界が違いすぎるわ(爆
あ、、でもとても素敵なラブストーリーでした!