
評価:★★★★【4点】
デヴィッド・エアー監督、次はロマンス映画を!(爆)
◇
1945年4月。ドイツ軍が文字通りの総力戦で
最後の徹底抗戦を繰り広げていたヨーロッパ戦線。
戦況を優位に進める連合軍も、
ドイツ軍の捨身の反転攻勢に苦しめられていた。
そんな中、勇敢な3人の部下とともにシャーマン戦車
“フューリー号”を駆る歴戦の猛者ウォーダディーのもとに、
戦闘経験ゼロの新兵ノーマンが配属されてくる。
ろくに訓練も受けていないノーマンは、
戦場の極限状況にただただ圧倒されるばかり。
ウォーダディーはひよっこノーマンを手荒く叱咤しながら、
フューリーで敵陣深くへと進軍していく。
やがてそんな彼らの前に、
ドイツ軍が誇る世界最強のティーガー戦車がたちはだかる。
<allcinema>
◇
この映画最大の見せ場はシャーマンVSティーガの近接戦。
これは誰もが認めるところであるが
ワタシはさらにドイツ市街戦に於ける僅かな休日に
新人ノーマンがドイツ娘エマと心を通わせるシーンだ。
こういう泥臭い映画の中で唯一清らかな気持ちになれる
貴重なシーンであった。
リーダー・ウォーダディーの配慮もあって
互いに言葉は通じなくとも、音楽から気を惹き
そこには未来の光を感じる希望のようなものが見えたのだ。
だが、現実は厳しかった。
もはや捨て身の戦闘態勢を取っていたナチスは
市街地の米軍めがけ民間人もろとも空爆してくる。
当然、被害も多くなり、そこに息絶えたエマの姿も。
ノーマンの成長を思うなら“有り”なんだろうけど
敢えて、エマを殺す必要があったのか疑問だった。
ここは、生かしておいて、後にノーマンと再会させる方向で
是非とも脚本を練り直してもらいたい(笑)
【今週のツッコミ】
・世界に一台しか存在しない“動くティーガ戦車”を
借り出すことが出来たデヴィッド監督の実力に驚いた(笑)
・冒頭、死体の山をブルドーザーでまとめて埋めるシーン。
さすがグロ映像を得意とする監督さんだけのことはある。
・ついでに言えば、道路のナチスの死体を戦車が踏み潰し
すでにペシャンコになっていた画がグロ通り越して
笑いが込み上げてきたワタシは変かな。
・6個の卵を4人で分けるつもりだった女将さん(違)
ワタシが料理長なら軍人さんらに各2個で
エマとワタシで各1個盛りつけた後、個室で二人きりに^^
・あんな風に嫌がらせで舐められた料理を「食え!」って。。。
泣き出したエマに自分の料理と交換したウォーダディーに乾杯!
もしノーマンが交換していたら、もっと悲惨な状況に。
・戦車対決って動きが遅いだけにじれったいが
その分、重量感とアナログ感がバンバン伝わってくる。
・戦車それぞれから発射される機関銃の弾道がすごく綺麗!
近年のCG技術の発達で、ミリタリー系では今や当たり前か。
・クリント・イーストウッドの息子発見!(爆)
ただし台詞なし^^;
・ジョン・バーンサルを見ながら、「ウォーキング・デッド」って
まだやっているのだろうかと気になった(笑)
・ラスト、もし宮部久蔵がウォーダディーの立場だったら
きっと全員に退却させたことでしょう。今じゃなく将来を見よ!
・そもそもウォーダディーの本名は何なの。
もしも、これが本名だったら生まれたときから戦争の申し子(爆)
・ほんとの冒頭、死んだ副操縦士を想う回想劇と思っていた(笑)
あの副操縦士こそローガン・ラーマンだとばかり(爆)
・たしか、あの道路には地雷があったはずなのに
300人のナチスが行進しても、誰一人地雷を踏まない不思議さ。
・最後、ノーマンを見つけたのに知らないふりしたドイツ兵士。
あのシーンで憎っくきドイツ野郎!という気持ちがなくなった。
---------------------------------------------------
監督:デヴィッド・エアー
脚本:デヴィッド・エアー
音楽:スティーヴン・プライス
出演:ブラッド・ピット/シャイア・ラブーフ/ローガン・ラーマン/
マイケル・ペーニャ/ジョン・バーンサル
『フューリー』
デヴィッド・エアー監督、次はロマンス映画を!(爆)
◇
1945年4月。ドイツ軍が文字通りの総力戦で
最後の徹底抗戦を繰り広げていたヨーロッパ戦線。
戦況を優位に進める連合軍も、
ドイツ軍の捨身の反転攻勢に苦しめられていた。
そんな中、勇敢な3人の部下とともにシャーマン戦車
“フューリー号”を駆る歴戦の猛者ウォーダディーのもとに、
戦闘経験ゼロの新兵ノーマンが配属されてくる。
ろくに訓練も受けていないノーマンは、
戦場の極限状況にただただ圧倒されるばかり。
ウォーダディーはひよっこノーマンを手荒く叱咤しながら、
フューリーで敵陣深くへと進軍していく。
やがてそんな彼らの前に、
ドイツ軍が誇る世界最強のティーガー戦車がたちはだかる。
<allcinema>
◇
この映画最大の見せ場はシャーマンVSティーガの近接戦。
これは誰もが認めるところであるが
ワタシはさらにドイツ市街戦に於ける僅かな休日に
新人ノーマンがドイツ娘エマと心を通わせるシーンだ。
こういう泥臭い映画の中で唯一清らかな気持ちになれる
貴重なシーンであった。
リーダー・ウォーダディーの配慮もあって
互いに言葉は通じなくとも、音楽から気を惹き
そこには未来の光を感じる希望のようなものが見えたのだ。
だが、現実は厳しかった。
もはや捨て身の戦闘態勢を取っていたナチスは
市街地の米軍めがけ民間人もろとも空爆してくる。
当然、被害も多くなり、そこに息絶えたエマの姿も。
ノーマンの成長を思うなら“有り”なんだろうけど
敢えて、エマを殺す必要があったのか疑問だった。
ここは、生かしておいて、後にノーマンと再会させる方向で
是非とも脚本を練り直してもらいたい(笑)
【今週のツッコミ】
・世界に一台しか存在しない“動くティーガ戦車”を
借り出すことが出来たデヴィッド監督の実力に驚いた(笑)
・冒頭、死体の山をブルドーザーでまとめて埋めるシーン。
さすがグロ映像を得意とする監督さんだけのことはある。
・ついでに言えば、道路のナチスの死体を戦車が踏み潰し
すでにペシャンコになっていた画がグロ通り越して
笑いが込み上げてきたワタシは変かな。
・6個の卵を4人で分けるつもりだった女将さん(違)
ワタシが料理長なら軍人さんらに各2個で
エマとワタシで各1個盛りつけた後、個室で二人きりに^^
・あんな風に嫌がらせで舐められた料理を「食え!」って。。。
泣き出したエマに自分の料理と交換したウォーダディーに乾杯!
もしノーマンが交換していたら、もっと悲惨な状況に。
・戦車対決って動きが遅いだけにじれったいが
その分、重量感とアナログ感がバンバン伝わってくる。
・戦車それぞれから発射される機関銃の弾道がすごく綺麗!
近年のCG技術の発達で、ミリタリー系では今や当たり前か。
・クリント・イーストウッドの息子発見!(爆)
ただし台詞なし^^;
・ジョン・バーンサルを見ながら、「ウォーキング・デッド」って
まだやっているのだろうかと気になった(笑)
・ラスト、もし宮部久蔵がウォーダディーの立場だったら
きっと全員に退却させたことでしょう。今じゃなく将来を見よ!
・そもそもウォーダディーの本名は何なの。
もしも、これが本名だったら生まれたときから戦争の申し子(爆)
・ほんとの冒頭、死んだ副操縦士を想う回想劇と思っていた(笑)
あの副操縦士こそローガン・ラーマンだとばかり(爆)
・たしか、あの道路には地雷があったはずなのに
300人のナチスが行進しても、誰一人地雷を踏まない不思議さ。
・最後、ノーマンを見つけたのに知らないふりしたドイツ兵士。
あのシーンで憎っくきドイツ野郎!という気持ちがなくなった。
---------------------------------------------------
監督:デヴィッド・エアー
脚本:デヴィッド・エアー
音楽:スティーヴン・プライス
出演:ブラッド・ピット/シャイア・ラブーフ/ローガン・ラーマン/
マイケル・ペーニャ/ジョン・バーンサル
『フューリー』
ちょっとピアノ弾いたくらいで恋に落ちるかねぇ...^^;
と冷めた目で見てしまった自分を深く反省いたしました(笑)
>ウォーダディーの本名
仲間たちはドンと呼んでいましたし
他からはコリアー軍曹と呼ばれていたのでドン・コリアーでしょうね。
さすがにミドルネームでもウォーダディーは無いでしょう(笑)
>クリント・イーストウッドの息子発見!
ああ~!あのイケメン過ぎて戦場で浮きまくりだったのはスコットくんでしたか!(爆)
道理で見た事ある子だと思ったわ(゜∀゜*)ナットク!
そして、まさかの演奏までできる兵士が目の前に居た。
さらには、見た目、年齢が近いという親近感もあって
このひとだけは獣であって欲しくないという想いがあのような行動になったと想定しましたよ(笑)
兵士の行動に合わせるではなく、自分から積極的に行動を起こす。よかったです。
彼女、割と可愛かったですし、そうあって欲しいと
これはワタシの願望です(爆)
ドン・コリアーでしたね。
さすがにウォーダディーなんて、そんな名を付ける親普通いませんもんね^^;
スコットくんも20代後半なのに、まだあんな扱いなんでしょうかね~(笑)
そろそろ親のコネ(生きてるうちに)で準主役くらい演じてもらいたいものです。
戦車vs戦車のタイマンは初めてで興奮しました!
あの接近戦は凄かったな~。
ドイツ人女性の家に行ったときは、
襲いに行った・・・のかとおもいましたが、
紳士的でほっとしました(苦笑
クリント・イーストウッドの息子!
どこにいたんですか???
今でも戦車マニアから絶大な評価のドイツ軍ティーガを
スクリーンで見られただけでよかったです。
装甲部分だけでシャーマンと十数トンも違うんですからね
伝説の戦車と呼ばれるだけのことはあります。
日本の戦艦大和みたいな扱われ方かもしれませんね(笑)
クリントの息子スコットくんはドイツ娘と出逢う直前に
市街地の広場でお子様兵士を解放した場所に居ましたよ。
やたら画面に映ろうと台詞もないのにメットを脱いでアピールしてました(笑)
>やたら画面に映ろうと台詞もないのにメットを脱いでアピールしてました(笑)
そうそう!
よく監督OK出したな~って思ったんですよ。
私だったら「そこの右端何してる!」って怒鳴るとこだよな~って。
やっぱり御大の息子には言えなかったんですね(爆)
・・・って出勤前に私は何してるんでしょうか(笑)
出勤前に覗いてくれるなんてとっても嬉しいです(笑)
ついでに起こしてもらえたら最高!(こら)
『インセプション』のキック時のエディット・ピアフで(爆)
スコットくん、A級作品への出演数は結構あるんだけど
そのほとんどがチョイ役かエキストラに毛の生えた感じですよね(笑)
今回もカメラ意識して、無意味にしゃしゃり出て
黒澤監督だったらぶん殴られてますよね~(笑)
ワタシも、「そこの右端何してる!!!」でしたよ(同じじゃねーか)
あ~、これは父上の偉大さに尽きますね(爆)
デカイ鉄の要塞ガチンコ戦、迫力ありました。
てっきり、中に隠れて戦うもんだと思っていたおバカ女は、蓋から顔を出して交戦しているブラピにビックリ!
あれは首も飛んじゃうわー、、、
この急激な寒さに体調管理が大変です^^;
そうそう、ワタシも戦車の戦いは全員車内に居るもんだと思ってました。
なので、指揮官があんな風にハッチから“こんにちは”してるのに驚いたのです(笑)
あれはかなりの動体視力がないと飛んでくる砲撃かわせないですよね~^^
そういや、シャーマン軍団の誰か首ごと吹っ飛ばされてましたね。
そのエマが一瞬にして・・・
このあたりの戦争ドラマはとても見事でした。
戦争映画は苦手だけど、観るべきだと思ってるし
ましてやブラッドですから。。。
でも、ちょっと、もやもや残りました。
本物の戦車を使っての戦闘シーンはほんとうに
必要だったんでしょうか?
それまでもそれ以降も汗臭い泥んこ合戦でしたもんね(笑)
しかもグロ映像多かったし(爆)
戦争映画苦手でしたか~。
女性だからなんとなく分かりますとも^^
本物の戦車を使用することで、鑑賞者から「へ~、本物だったんだ~!」と
思わせ再見させることを計算してたんじゃないでしょうか。
と自分なりに分析してみました(おいおい)