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アデル/ファラオと復活の秘薬

2010年07月03日 22時13分40秒 | 映画 あ行
評価:★★☆【2,5点】



本作の男性陣は、ほぼ全員が特殊メイクで登場!


【ネタバレに注意】

ヒロインのアデルでさえ、とあるシーンで超肥満体キャラを
悠々自適に演じていた。
このシーンって『フィリップ、きみを愛してる!』でジムがみせた
刑務所からの脱走しては捕まるという、あの逆パターン。

今回のヒロインはどうなんでしょう。
個人的には、浴槽でのお色気シーンを半分見逃したことを後悔しまくり!
そうなんです!途中で睡魔に襲われて何回もうろ覚えのシーンが・・・。



1911年。
世界の不思議と秘宝を追う女性ジャーナリスト、アデルは、
最愛の妹の命を救うため、古代エジプトの“復活の秘薬”を求めて
エジプトへとやって来る。
やがて、カギを握るラムセス2世に仕えた医師のミイラに辿り着くが、
宿敵のマッドサイエンティスト、デュールヴーに行く手を阻まれてしまう。

同じ頃、パリでは謎の怪鳥が現われ、人々を恐怖に陥れていた。
それはなんと、ジュラ紀に絶滅した翼竜プテロダクティルスだったのだが…。
<allcinema>



最愛の一卵性双生児となる妹って言ってるけど
ぜんぜん似てないところが、いかにもベッソンらしい大雑把な演出。
しかも妹の不慮の事故というのが、お笑いコントみたいで
観てる最中、いろんなシーンで引きまくりました。

冒頭から序盤までは、女性版『インディ・ジョーンズ』っぽくて
アドベンチャーを期待して観に来た客のこころは掴んだかもしれないが
ほんと、それは序盤まででした(笑)

以降は、登場してくる人物のほとんどがボケ担当みたいな感じで
完全に“糞ネタ”ばかりのフランス・コメディを見せられてる辛さが
どうにもあって、笑いのツボが日本のそれとは、ずいぶん違う。

秘薬を求めてエジプトに出向いた人気女性著者が織りなす
「じゃじゃ馬珍道中&死者の復活祭」とでもいうんでしょうか。


追記)
・ワタシの見る限り、ファラオの侍医をしていたとされるミイラが
 どうにも“C3PO”のような歩き方に見えてしかたなかった。

・まさか!?とは思っていたけど、ほんとうに翼竜に乗ってしまうとは。
 アデルは、あの後「私は神経触手がなくても乗れるのよ!」と
 言ったとか言わないとか。この際、翼竜にセゼと名付けなさい。

・おまけ映像がけっこう長い。本編で見せてなかった別のストーリーという
 位置づけで、今後もこういうのが流行るかもしれない。

・ヒロインのアデルがもっとも可愛く見えたのは、序盤に手枷されながら
 悪漢らから走って逃げるときの表情でしょうか。石棺に入る寸前の(爆)

・ヒロイン・アデルの七変化!そのメイクアップ、自分でどうやって?
 こういう突っ込みはしてはいけない作品なんですね^^

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監督:リュック・ベッソン
脚本:リュック・ベッソン
撮影:ティエリー・アルボガスト
音楽:エリック・セラ


出演:ルイーズ・ブルゴワン/マチュー・アマルリック/ジル・ルルーシュ


『アデル/ファラオと復活の秘薬』
 



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6 コメント

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☆本作って☆ (TiM3)
2010-07-03 23:15:50
ベッソンのおっさん(←おい!)がカントクだったんですね。

この手の作品の場合、大体が黒幕的な立場(=比較的安全圏)に
身を置き、下っ端にカントクをさせるケースが多いと思うんだけど(「ベッソる」と言う言葉もあるぐらいだから←ないって)

御大自らってのんが興味津々ですね。
近年になって「ハム※プトラ」シリーズをボックスセットで鑑賞し「おもしれ~!」とか思ったんでしょうか、、

内容はネタバレらしいですので、拝読を我慢しました(=^_^=)
返信する
原作のヒロインに惚れたベッソン (ituka)
2010-07-03 23:52:54
TiM3さん こんばんは。

原作に惚れて(ヒロインのアデル像に)しまったがため自らメガフォンを撮ったのでしょうね。
美味しいところは下っ端には触らせねえぞ~!みたいな^^;

今回のヒロインは第四のベッソン発掘ミューズとなるのでしょうか^^
お目目の離れ具合が可愛いというお声もちらほら聴こえます^^;
返信する
☆ミイラの筋肉はどうなってるのだ?☆ (TiM3)
2010-07-09 02:01:40
ばんはです。

いよいよ、覚悟の上で(=^_^=)観て来ました。

いやいや、実に軽薄でした。。

エジプトロケが前半で終わってしまうので「あれ?!」と
びっくりしました。

後半の「ラムセスに謁見に行く」って展開から「おお、いよいよか!」と思ってたら・・向かった先がルーブルだし(=^_^=)
返信する
どもです!順番ミスりました。 (ituka)
2010-07-10 20:13:04
TiM3さん こんばんは。

そしてすみませんです。
遂にご覧になったのですね!御愁傷様です^^;

あの服着たミイラ、下半身がかなり筋肉付いてましたよね。
ズボン姿の大腿部なんてアスリートかよ!ってくらいでしたし(笑)

>「おお、いよいよか!」と思ってたら・・向かった先がルーブルだし(=^_^=)

いろんな意味でフェイント掛けまくりの映画でした。
ベッソンのアドベンチャー映画は、本作を持って鑑賞するのを辞めたいです^^;
返信する
Unknown (vic)
2010-07-14 23:05:23
せくすぃ~シーンは本当にさり気なくて
びっくりでした!
ご覧になったとしても、全然ドキドキしなかったと思いますよ。

>以降は、登場してくる人物のほとんどがボケ担当みたいな感じで

本当にそうでしたね。
もう、ストーリーなんかどうでもいいみたいでした...

アデルが変装して刑務所に侵入するシーン。
せっかく侵入したと思ったら、教授に「眠い」と言って断られ
「オイッ!」と突っ込み

「せっかく侵入成功したのに~」という表情で帰っていくアデルに
「帰るのかよ!」とまた突っ込みました。

このあたりから、ようやく普通の映画じゃないと気付きました。
返信する
せくすぃ~シーン (ituka)
2010-07-15 23:17:09
vicさん こんばんは。

例のあのシーンは、そうだったんですか!
半分見逃して結構、後悔なんかしちゃったりしていたことに安堵感(笑)

>アデルが変装して刑務所に侵入するシーン。

せっかくうまく潜入したのにターゲットに断わられてトボトボ帰るか?って
ワタシも思いっきり突っ込みを入れましたよ^^

途中でダレてしまったので、このシーンが唯一楽しかったという感じで観てました。
確かに、変わった映画でしたわ(爆)
返信する

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