満足度:★★★☆【3.5点】
へのへのもへじ…あ、動いた!本当のファイナルは何時?
◆
絶対失敗しない天才外科医“ドクターX”こと大門未知子を演じる大人気TVドラマの劇場版。
フリーランスの天才外科医・大門未知子が日本を離れている間に、
東帝大学病院では新病院長の神津比呂人が徹底的な合理化を進め、医師や看護師たちが
次々とクビを切られていた。
そんな中、未知子はかつての同僚・森本に呼び戻され、東帝大学病院で比呂人と対面する。
やがて未知子が師匠と慕う神原晶と比呂人、
そしてその双子の弟・多可人を巡る深い因縁が浮かび上がってくる。
森本が未知子の過去を探っていく一方、未知子には過去最大の試練が待ち受けていたのだったが…。
<allcinema>
◆
TVドラマでは、シーズン1~シーズン7までを鑑了した元ファンであることを前提に
やはり、2時間足らずではドクターXこと大門未知子は語れない。
ひとりの天才外科医の型破りな術式をめぐり他の外科医たちの驚きや動揺が広がる中
きわめて精度の高い手術をいとも簡単にやってしまうのが毎回のパターンだったが
劇場版となったこちらは、見どころの一つであった術前カンファレンスが存在しない。
ただ、お笑い担当三人衆と蛭間院長の掛け合いは緊張感あるドラマの息抜きタイムとして
しっかり見せてくれたのは懐かしさもあって嬉しかった。
でもやっぱり、アレだわ。
某国の要人の手術とか外国に一部スポットを当てていたため、
その分、劇場版の新キャラで東帝病院院長として登場する神津比呂人(染谷将太)の
メインディッシュが希薄に感じてしまったのは否めない。
ま、チョット風呂敷を広げ過ぎたというか、冒頭の外国は不要だし銃や火薬もいらない。
TVでは語られなかった大門未知子の小学生時代から研修医までの素朴さや
そこからどのようにして、天才外科医となっていったのか、また、《私、失敗しないので》
この名台詞に隠された本当の理由が判明したのはファンにとって、これも嬉しかった。
ちなみに、ワタシはTVドラマは余り見ないが、その中に於いて
長いシーズンもので最後まで鑑了した作品は「ウォーキング・デッド」「ブレイキング・バッド」
と、本作品ということになる。
◆
【今週のひと言】
・TVドラマでは術前カンファレンスで内科vs外科や大門vs他の外科医のバトルに
迫力があってよかったのに、そこ入れてほしかった、リストラ発表会はなぁ(苦笑)
・このドラマに欠かせないのが沢田完の名曲となったテーマ曲(こちらを参照)
これって嘗ての「木枯し紋次郎」や「必殺仕事人」のようなアウトローなイメージがあって
ワタシ的にはマカロニ・ウエスタンまで遡れるのです。
・チョット期待していたAdo氏の主題歌は悪くはないが本映画とイメージ合わなさそう。
・お笑い三人衆の一人、加地(勝村政信)が蛭間院長(西田敏行)へのひと言にドキッ!
カットされずそのままオンエアでしたね。
・ビジネスのマネジメント力に於いて今やドナルド・トランプか神原晶(岸部一徳)か。
大門未知子は外科医として腕はいいがビジネスで直接交渉するのはやめた方がいい(笑)
・もし、本作品のドクターXを知らないのであればシーズン1の第一話だけ見れば
キャラクターがよく分かります。
今なら配信中のサブスク多数あります。
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監督:田村直己
脚本:中園ミホ
音楽:沢田完
出演:米倉涼子、田中圭、内田有紀、綾野剛、遠藤憲一、西田敏行
『劇場版ドクターX FINAL』
へのへのもへじ…あ、動いた!本当のファイナルは何時?
◆
絶対失敗しない天才外科医“ドクターX”こと大門未知子を演じる大人気TVドラマの劇場版。
フリーランスの天才外科医・大門未知子が日本を離れている間に、
東帝大学病院では新病院長の神津比呂人が徹底的な合理化を進め、医師や看護師たちが
次々とクビを切られていた。
そんな中、未知子はかつての同僚・森本に呼び戻され、東帝大学病院で比呂人と対面する。
やがて未知子が師匠と慕う神原晶と比呂人、
そしてその双子の弟・多可人を巡る深い因縁が浮かび上がってくる。
森本が未知子の過去を探っていく一方、未知子には過去最大の試練が待ち受けていたのだったが…。
<allcinema>
◆
TVドラマでは、シーズン1~シーズン7までを鑑了した元ファンであることを前提に
やはり、2時間足らずではドクターXこと大門未知子は語れない。
ひとりの天才外科医の型破りな術式をめぐり他の外科医たちの驚きや動揺が広がる中
きわめて精度の高い手術をいとも簡単にやってしまうのが毎回のパターンだったが
劇場版となったこちらは、見どころの一つであった術前カンファレンスが存在しない。
ただ、お笑い担当三人衆と蛭間院長の掛け合いは緊張感あるドラマの息抜きタイムとして
しっかり見せてくれたのは懐かしさもあって嬉しかった。
でもやっぱり、アレだわ。
某国の要人の手術とか外国に一部スポットを当てていたため、
その分、劇場版の新キャラで東帝病院院長として登場する神津比呂人(染谷将太)の
メインディッシュが希薄に感じてしまったのは否めない。
ま、チョット風呂敷を広げ過ぎたというか、冒頭の外国は不要だし銃や火薬もいらない。
TVでは語られなかった大門未知子の小学生時代から研修医までの素朴さや
そこからどのようにして、天才外科医となっていったのか、また、《私、失敗しないので》
この名台詞に隠された本当の理由が判明したのはファンにとって、これも嬉しかった。
ちなみに、ワタシはTVドラマは余り見ないが、その中に於いて
長いシーズンもので最後まで鑑了した作品は「ウォーキング・デッド」「ブレイキング・バッド」
と、本作品ということになる。
◆
【今週のひと言】
・TVドラマでは術前カンファレンスで内科vs外科や大門vs他の外科医のバトルに
迫力があってよかったのに、そこ入れてほしかった、リストラ発表会はなぁ(苦笑)
・このドラマに欠かせないのが沢田完の名曲となったテーマ曲(こちらを参照)
これって嘗ての「木枯し紋次郎」や「必殺仕事人」のようなアウトローなイメージがあって
ワタシ的にはマカロニ・ウエスタンまで遡れるのです。
・チョット期待していたAdo氏の主題歌は悪くはないが本映画とイメージ合わなさそう。
・お笑い三人衆の一人、加地(勝村政信)が蛭間院長(西田敏行)へのひと言にドキッ!
カットされずそのままオンエアでしたね。
・ビジネスのマネジメント力に於いて今やドナルド・トランプか神原晶(岸部一徳)か。
大門未知子は外科医として腕はいいがビジネスで直接交渉するのはやめた方がいい(笑)
・もし、本作品のドクターXを知らないのであればシーズン1の第一話だけ見れば
キャラクターがよく分かります。
今なら配信中のサブスク多数あります。
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監督:田村直己
脚本:中園ミホ
音楽:沢田完
出演:米倉涼子、田中圭、内田有紀、綾野剛、遠藤憲一、西田敏行
『劇場版ドクターX FINAL』
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