
評価:★★★★☆【4,5点】
救出直後のトム・ハンクスの演技に涙腺決壊!^^;
改めて思ったのは、この人の演技を相当舐めていたことだった!!!
ラスト数分間、極限状態から解放されたフィリップス。
米国駆逐艦のオブライエン看護師長が天使に思えたであろう。
◇
2009年4月。
ケニアへの援助物資を運ぶ
アメリカのコンテナ船マースク・アラバマ号。
インド洋を順調に航行していたが、
ソマリア沖で4人組の海賊に襲撃される。
船長のリチャード・フィリップスは、船が彼らに乗っ取られる直前、
数人のクルーを残して乗組員を全員、機関室に匿う。
そして彼らを救うため、自らは単身で人質となり、
海賊たちと共に小さな救命艇に乗り移り、アラバマ号を後にする。
やがて事件の一報を受けたアメリカ政府は、
海軍特殊部隊ネイビー・シールズを出動させ、
フィリップス船長の救出作戦を開始するが…。
<allcinema>
◇
ポール・グリーングラス監督の采配がここでも冴えていた。
敢えて見せない手法を用いて観客に想像させる空間を与える。
映画の冒頭だけしか登場しないフィリップスの妻や
映像すらない彼らの子供たち。
しかし、彼らの家族構成や現状の生活など非常に短い時間の中で
彼が数ヶ月間も仕事で留守をする不安をみごとに描いてました。
そんななかで起こった今回の事件。
映画は海賊とフィリップスの絡みが前半を占め
後半は早々に米国海軍が登場ということで
こんなに早く登場するってことは、海賊に手間取る?みたいな。
ミリタリー好きにはチョイと嬉しい時間を与えられました(笑)
海賊との交渉が長引くほど人質のフィリップスは
いつ殺されるかわからない恐怖と戦いながら
弱音も吐かずよく頑張りました!
この映画、死を覚悟した人間であったからこそ
救出後、家族のことを改めて想うフィリップスに感情移入する。
看護師の問いかけに会話が噛み合わないシーンや
舌がもつれるところなんか迫真の演技ではなかったかと思う。
もしや、アカデミー主演男優賞にノミネートとかあるかも(笑)
【今週のツッコミ】
・フィリップスが海賊に襲撃され人質になったところから
夫を心配する妻の画を一切見せないことで
観客自身の計りで妻の心情を思い描くから余計にいいのね。
そうか!フィリップス目線で最後まで行ったってことだな^^
・海賊の4人はこの映画で俳優デビューらしいですが
リーダーの子は海賊経験ありそうなくらい演技がすばらしい。
・ネイビー・シールズのハイスピード作戦って
ある意味、速く仕事を終えたい作戦ってことでいいのかな(爆)
・15番シートにそのまま座っててください!
元気に戻りましょう!
夕食はまだか!(←それは違うぞ)
その他、いろいろ暗号めいた言葉が飛び交いますが
大体予想はつくけど明確に知りたいわ(笑)
・黄色のTシャツは単なる目印だったのね。
初めは防弾機能とか透視用認識機能とかあって一気に蜂の巣にし
着てる彼だけ助かるスグレモノと思ってた^^;
・無線機能の特徴をうまく使って海賊を騙す船長。
これって柳沢慎吾も真っ青だね(笑)
・海賊の一人が裸足と知った船員らのとった行動は
ぜったいに『ダイ・ハード』の第一作を観てるよね(笑)
・米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの登場シーンは
どの映画もド派手ですが、今回のパラグライダーで着水する意味が
どこにあったのかよくわからない^^;
・吃水(きっすい)が浅いと船は安定しない!これ勉強になった(笑)
---------------------------------------------------------
監督:ポール・グリーングラス
脚本:ビリー・レイ
撮影:バリー・アクロイド
音楽:ヘンリー・ジャックマン
出演:トム・ハンクス/バーカッド・アブディ/キャサリン・キーナー
『キャプテン・フィリップス』
救出直後のトム・ハンクスの演技に涙腺決壊!^^;
改めて思ったのは、この人の演技を相当舐めていたことだった!!!
ラスト数分間、極限状態から解放されたフィリップス。
米国駆逐艦のオブライエン看護師長が天使に思えたであろう。
◇
2009年4月。
ケニアへの援助物資を運ぶ
アメリカのコンテナ船マースク・アラバマ号。
インド洋を順調に航行していたが、
ソマリア沖で4人組の海賊に襲撃される。
船長のリチャード・フィリップスは、船が彼らに乗っ取られる直前、
数人のクルーを残して乗組員を全員、機関室に匿う。
そして彼らを救うため、自らは単身で人質となり、
海賊たちと共に小さな救命艇に乗り移り、アラバマ号を後にする。
やがて事件の一報を受けたアメリカ政府は、
海軍特殊部隊ネイビー・シールズを出動させ、
フィリップス船長の救出作戦を開始するが…。
<allcinema>
◇
ポール・グリーングラス監督の采配がここでも冴えていた。
敢えて見せない手法を用いて観客に想像させる空間を与える。
映画の冒頭だけしか登場しないフィリップスの妻や
映像すらない彼らの子供たち。
しかし、彼らの家族構成や現状の生活など非常に短い時間の中で
彼が数ヶ月間も仕事で留守をする不安をみごとに描いてました。
そんななかで起こった今回の事件。
映画は海賊とフィリップスの絡みが前半を占め
後半は早々に米国海軍が登場ということで
こんなに早く登場するってことは、海賊に手間取る?みたいな。
ミリタリー好きにはチョイと嬉しい時間を与えられました(笑)
海賊との交渉が長引くほど人質のフィリップスは
いつ殺されるかわからない恐怖と戦いながら
弱音も吐かずよく頑張りました!
この映画、死を覚悟した人間であったからこそ
救出後、家族のことを改めて想うフィリップスに感情移入する。
看護師の問いかけに会話が噛み合わないシーンや
舌がもつれるところなんか迫真の演技ではなかったかと思う。
もしや、アカデミー主演男優賞にノミネートとかあるかも(笑)
【今週のツッコミ】
・フィリップスが海賊に襲撃され人質になったところから
夫を心配する妻の画を一切見せないことで
観客自身の計りで妻の心情を思い描くから余計にいいのね。
そうか!フィリップス目線で最後まで行ったってことだな^^
・海賊の4人はこの映画で俳優デビューらしいですが
リーダーの子は海賊経験ありそうなくらい演技がすばらしい。
・ネイビー・シールズのハイスピード作戦って
ある意味、速く仕事を終えたい作戦ってことでいいのかな(爆)
・15番シートにそのまま座っててください!
元気に戻りましょう!
夕食はまだか!(←それは違うぞ)
その他、いろいろ暗号めいた言葉が飛び交いますが
大体予想はつくけど明確に知りたいわ(笑)
・黄色のTシャツは単なる目印だったのね。
初めは防弾機能とか透視用認識機能とかあって一気に蜂の巣にし
着てる彼だけ助かるスグレモノと思ってた^^;
・無線機能の特徴をうまく使って海賊を騙す船長。
これって柳沢慎吾も真っ青だね(笑)
・海賊の一人が裸足と知った船員らのとった行動は
ぜったいに『ダイ・ハード』の第一作を観てるよね(笑)
・米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの登場シーンは
どの映画もド派手ですが、今回のパラグライダーで着水する意味が
どこにあったのかよくわからない^^;
・吃水(きっすい)が浅いと船は安定しない!これ勉強になった(笑)
---------------------------------------------------------
監督:ポール・グリーングラス
脚本:ビリー・レイ
撮影:バリー・アクロイド
音楽:ヘンリー・ジャックマン
出演:トム・ハンクス/バーカッド・アブディ/キャサリン・キーナー
『キャプテン・フィリップス』
いざ海軍特殊部隊ネイビーシールズが出動したら、
めちゃくちゃテンション上がっちゃいました(笑
冗談抜きに、凄い作品でした!
この緊張感は相手の海賊が何しでかすか予想できないからですよね(笑)
そうそう、ネイビー・シールズの登場シーンにはテンション上がりました!
これワタシも全く同じです!(笑)
緊張感に包まれながら最後まで行った分、安堵感がこんなに心地よいものに!(笑)
「もう限界だあぁぁー」と叫んだトムからラストまで、 あれが演技だなんてホント凄すぎますよね!
素晴らしかったです!
トムおじさんは、それまでしっかり頑張っていたのに
なぜか急に諦めちゃいましたね。
「もう限界だ~」発言のところ、なにか企んでいるのかと疑ってましたが、結局ほんとうに限界だったんですね(笑)
オブライエン看護師長の問いかけに舌がもつれるトムおじさんの自然な演技には
流石だ!と唸っちゃいましたよ。
と言う予告を見たた時、パスって思ったんです(笑)
呼び声がかかると、アカデミーを逃すし・・・(-_-;)
でも、マジ、とるかもですよね。
助かったあとの血だらけで何も言えないトムを見ながら
こっちも過呼吸になりそうなくらい、どきどきしました。
そのあと、涙が出てきて、いやぁ、参りました。
えええ!何故にアカデミー賞の呼び声が高いと拒絶反応するのですかぁ~?(笑)
あ~、そういうことね^^
煽ると逃がす可能性大ってことでしたか~(笑)
今年の映画作品で年末に近づいてきてそういう作品がボチボチ出始めますね。
この作品は、もしかするとオスカー像ゲットするかもしれませんよ。
>こっちも過呼吸になりそうなくらい、どきどきしました。
>そのあと、涙が出てきて、いやぁ、参りました。
お~!あのシーンでワタシも同じ感情抱きましたよ(笑)
「家族」のこと口に出したとたん言葉に詰まって、、、もらい泣きしました^^;
これはパスしようかと思っていたのですが、
「シールズがかっこいい」との噂を聞き、観ることに(笑)
いや~グリーングラス監督の実話ベースものは緊張感が続き過ぎて疲れます(褒めてます)
トム・ハンクスは好きでも嫌いでもありませんが、
今回はただただ凄いとしか言い様がありません。
ところで、暗号(?)の「夕食」ですが、
以前他の映画でも同じように「夕食」と言うまで出てくるな、
と言う台詞を聞いたことがあるのですが、単なる偶然なのか、
定番の暗号なのか(でもそれじゃ暗号の意味がないんじゃ?)気になります(笑)
ここに来て、メジャー作品の良作オンパレードなので嬉しい半面、明らかに駄作っぽいのは辞めておこうってなってます^^;
ポール監督との相性がよろしくないと言ってましたね。
でも、『ユナイテッド93』といい、今回の映画と彼が得意とするのは、やはりリアルアクション系ですね。
amiさんが本作をチョイスしたことを嬉しく思いますよ~^^
こんなに緊張感が持続する映画って過去映画を思い返してもそうはないと思いますから(笑)
>ところで、暗号(?)の「夕食」ですが
他の映画でもあったのですか!
それは単なる偶然ではなく、何か意味があるんでしょうね。
先ほどチョイと調べたのですが全く出てきません(笑)
「夕食、隠れていろ、シージャック」って検索したら
『隠れて餅を食べていた母』というブログにヒットしました^^;
まあ、事件は長引くと夜までいくので持久戦も含め夕食という普段用語なんでしょうけど
こうなってくると何がなんでも知りたくなりますよね(爆)
今月は、死にそうに喘ぎながら働いてます(×_×)
やっと記事をアップ出来ました~
僕らの期待するコミカルなトムハンではなかったけど、演じてましたね~
避難訓練が終わるや否や、マジな海賊が襲って来たので、ちょっとズッコケそうになりましたが・・緊迫感溢れる作品でしたね。
当初「ベインブリッジ」を艦長の名前と勘違いしてたワタシでした(=^_^=)
こちらもかなり仕事量増えてます^^;
お互い、体だけには気をつけていきましょうね。
お~、ご覧になったのですね。
というより、記事アップ時間がやっと取れたということでしたね^^
海賊の出現が意外と早くて、ここでかなり評価アップしましたよ(笑)
>当初「ベインブリッジ」を艦長の名前と勘違いしてたワタシでした(=^_^=)
まあ、バスケスさんはベインブリッジ顔ですからそう見えて当然でしょうね(どゆことだよ)^^;