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バットマン ビギンズ

2005年06月26日 23時22分49秒 | 映画 は行
バットマン誕生に至る主人公ブルース・ウェインの秘められた過去を原作に忠実に描いている。

今までの『バットマン』シリーズとしてではなく
今回は新たに最初から見直したという方が正解であろう。

裕福な御曹司として生まれたブルース・ウェインは少年時代に我が身に起こった悪夢がトラウマとなり
それを引きずったまま自分探しの旅に出る。
冒頭からヒマラヤ山中の景色の壮大なスケール感に圧倒される。これを見て「リディック」の冒頭を思い出した。
主人公クリスチャン・ベイルの悩める人物像はあの「リベリオン」の時と同じだ

大富豪であるからこそ「バットマン」は誕生出来たのがとてもよく分かった。
バットスーツはウェイン社が開発し製造は中国に発注。
最初の1万個は強度の問題で使えず、改良をし更に1万個の発注。
本人も「これで当分予備は必要ないな」なんてジョークを言ってるし
それに引き換え「スパイダーマン」はスーツ1着しかなかったからな~、しかもコインランドリーで洗濯してたし

まあ、そこは置いといて

今までの「バットマン」のようにセクシーさは期待しないほうがいいでしょう。
バットスーツが最も似合っていたのはやはりマイケル・キートンだと思います。

今回のクリスチャン・ベイルは余りにもシャープ過ぎて冷たく鋭利なナイフのような印象。
おそらく、仮面から唯一露出している肌、あの薄い唇から受ける印象からか...
仮面も何処かしら「大魔人」のような印象だったし。

多分キャラクター自体もシリアス性を追求するためにはセクシーさは必要なかったのかも
ドラマもとても重量感があり好印象。
ただひとつ疑問に思ったのが彼は少年時代に遭遇した強盗による両親殺害を
目の当たりにし、そこから復讐心が芽生えて自ら犯罪者になり犯罪心理を知ろうとする。
そこで収監されるのですが、何故か既に柔術を身に付けていた説明がなかった点である。
それまで丁寧に展開していたドラマがここではその辺りのくだりを端折っていたのが残念であった。

しかしゴッサム・シティでのカーチェイスは面白かった。
あのバット・モービルは軍事用に開発された物なので最初は迷彩色、それをブルース・ウェインが
ブラックに再塗装してたんですね、ある意味リアリティを感じたメカでした。

さて、ラストに出てきますが次の相手はいよいよ“ジョーカー”ですね。

PS:かなりの筋肉で鍛え上げられた肉体を持つクリスチャン・ベイルですが
前作の「マシニスト」では365日眠らない激痩せの身体を披露してたんです
役者も大変ですね。



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