最近、三浦しをんにだいぶはまっています。三浦さんの本は『まほろ駅前多田便利軒』が直木賞を取った時に読んだのが始めてでした。ちょっと変わっていて、面白かったので、その後『むかしのはなし』と『秘密の花園』を読んだのですが、イマイチ私には暗かった。その後エッセイの『三四郎はそれから門を出た』は面白かったけど、それ以上は読みませんでした。しかし
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その後、『風が強く吹いている』は娘のところに行ったまま帰ってこなかったのですが、3月に無事帰ってきたので、再読したら、またまた面白く、簡単に感動して泣いてしまいましたよ
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これをきっかけに、三浦さん面白いじゃないですかと思って、処女作『格闘する者に○』『月魚』などと、エッセイをほぼ順番に読んでいます。エッセイはマンガオタクで、ボーイズラヴ(BL)?が好きで、妄想が趣味という日々を綴っているもので、どの本もあまり変化が無いけど、面白いです。年齢はもちろん違うけど、本屋に行くのと本(三浦さんは主にマンガだけど)を読むのがオタクの域に達しているという点が、他人事とは思えないところがあります。なんとなく、感覚が似ているのではと思ったのは、もしかして三浦さんが横浜雙葉の中高に通っていたというところも関係しているのかな? しかし、BLと胸毛にはまったく趣味が無いですが・・・
ということで、最新刊の『きみはポラリス』を買ってしまいました。珍しく、恋愛をテーマにした短編集ですが、ちょっと変な恋あるいは愛です。結構深刻な話もあるけど、不思議に暗くないので、私は好きでした。副題?の「Something Brilliant in My Heart」というのがなんだかいいなと思いました。「心の中の輝くもの」という感じかな。現実の中では恋には遠いところに居るので、本の中や映画の中でお会いするだけになってしまった今日この頃だけれども、この本の中でいろいろな形の愛しい気持ち、切ない気持ちが語られていて、人を好きになるということはやっぱりいいなと思わせてくれる話あり。
それはそうと、三浦さんがBL好きということが判ったら、これまで読んだ本の中で、あーそーだったのかと思い当たるふしが色々あって面白かった。BLが好きな人に、何故???という質問をしてみたいけど、きっと聞いても分からないのだろうな・・・ まーそれぞれの妄想の中で各々楽しめば
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