早くも大晦日になりました。
朝起きたら雪が薄っすらと積もっていて綺麗でした。
ちょっとだけお掃除(大掃除ではなく普通の)しました。
さて、昨年同様に、一年の区切りに今年読んだ中で印象に残った10冊を選んでみました。
読書アプリ「ビブリア」によると今年は202冊読んだそうです。
昨年から、読んだ本を本棚に大体順番に入れてあるので、本棚を眺めながら選日ました。
今年は再読や積読本が多かったのですが、この中にも再読本と積読本も入っています。
再読本は
宇江佐真里さんの『神田堀八つ下がり』
宇江佐さんの江戸のお話は本当にいいです。
積読本
特にスリー・カップ・オブ・ティーは涙が出ました。
最近読んだのもあって、忘れがたい一冊です。
村上春樹さんの自伝的エッセイ『猫を捨てる』
やっぱり村上さんのエッセイはいいなと思いました。
珍しく自伝的なものなのもしみじみとしました。
『ゴールドフィンチ』1〜4巻
これはすごいお話でした。
そして、今年は変化の年だったこともあってかノンフィクションが多いです。
評判だった『サピエンス全史』は上が特に面白かったです。
人が世界中に広がるためにはその土地の感染症との戦いがあったという所が特に今年の新型コロナとの関連と連動していて興味深い所もあり、新しい視点が面白かった。
YouTubeで時々拝見している名越先生の『ひとりぼっちこそが最強の生存戦略である」とロルフ・ドベリーの『Think clearly』はそれぞれの視点からより良い人生とは、より良い人生を送るにはどういう気持ちの持ち方をしたらいいのか?ということを説いている本でした。
この2冊は所々シンクロしているところがあって、そうだよね〜〜と思うところも多くて、生き方という点で考えさせてくれました。
『急に具合が悪くなる』は実際に乳がんを持つ哲学者・宮野真生子さんと人類学者の磯真穂さんの交換書簡集。装丁の漢字とは違って、とてもシビアな内容です。
宮野さんは再発転移があって実際に医師から急に具合が悪くなるかもしれませんと告げたれているということ。そしてそれは死に繋がるということが前提としてやりとりされています。
そんな中で宮野さんは哲学者として、自分の立場をあくまでも客観的に見ているというところに感動するとともに、病とは死とはと考えさせられました。
この本を読んだ後に、実際に仕事を長年一緒にしていた人のがんが発覚して、同じような事を経験したので、年末にもう一度読み返してしみじみと考えました。
そして、『アガサ・クリスティー完全攻略』は私のアガサ愛を再燃させてくれました😊 アガサ関連本は色々と読みましたが、この本ほど完全攻略している本はないと思います。著者が選んだ5つ星の本を再読中。
そして、今年の勝手にミケマル大賞は『ゴールドフィンチ』です❗️
4巻をあっという間に読みました。
去年映画化されたそうです。
13歳の時に大きな爆発事件で母を失ったテオが数奇な偶然によりゴールドフィンチという名画と運命的に出会う。でも、母を失ったことと、絵に出会ったことによって様々な試練に。
アメリカ社会の問題点もあり、本当に大変な環境、それでいて人とのすごい関わりもあり、ノンストップで読み進めて、終わった後に気が抜けたほどでした。
今年出版された本ではないのですが、私が今年出会った本の中では一番ノンストップで一番良かった本です。
一巻の感想
全巻読んだ感想
今年はたくさん読んだな〜〜
再読・積読本も多かったので、読んだ割にはお金使ってない所も良かった(笑)
今年は少しアマゾンプライムの無料で読める本をKindleで何冊か読みました。
来年は電子本も増えるかな?
一番上の段の真ん中くらいから右側、そして2段目3段目が今年読んだ本。
一部は違うところに入れてあるのもありますが、大体ここに入れてあります。
2021年になったら、今年の本は再読本、新しい本、作者別やテーマ別に整理して新しい本の置き場所を作らないとね。
それは新年にゆっくりやりましょう。
何か面白そうと思った本があったら参考にしていただけたらいいなと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
来年もまたこんな感じで趣味的なブログを続けていこうと思いますので、よろしくお願いします❗️
では、良い年をお迎えください🎍