車のタイヤを冬用からノーマルに代えてもらった時に、ノーマルタイヤが相当すり減っているのでそろそろ交換した方が安全ですと言われたので、昨日交換しました。
タイヤは結構高いけれど、安全走行には代えられないと思って。
そしたら、気のせいかもしれないけれど、走りにより安定感が出たように思います。
一昨日ご紹介した『美しい彼』がギャラクシー賞を取ったということで、Tverで今週からシーズン1とシーズン2を週替わりで見られるようになりました。
もしも、関心持ったという方は無料ですので、見てみてください。
さて、図書館で借りたオリエント急行の本を読みました。
『オリエント急行 究極の豪華寝台列車の全て』 写真・文 櫻井寛
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/1a/a4bc3207af4fcc2f980578ad2e79e94c.jpg?1685523340)
アガサ・クリスティーのファンとしてはオリエント急行にはとっても関心があります。
アガサ自身も考古学者である夫と一緒に中東に行くときに乗ったとあるし、なんと言っても『オリエント急行殺人事件』という名作が!
そのオリエント急行が復活した経緯とか、日本でも走ったこととかも詳しく説明があり、鉄道を中心としたフォトジャーナリストである著者の素晴らしい写真が満載の本でした。
アガサも実際に乗ったであろう列車のゴージャスな内装やその旅の様子が見られて、一緒に旅を楽しんでいる感じになります。
とってもお高い贅沢な列車なので、自分が乗ることは無いと思うので、見ているだけで楽しませてくれるって嬉しい。
さらにオリエント急行が1977年に廃業した後に、それを復活させたアメリカ生まれの海運王シャーウッド氏が巨額の私財で復活させたという話にもびっくりしました。
そのおかげで、今でも昔のままの車両で旅を楽しめるって凄いな〜と。
日本では1988年、まさにバブルの時ですね、オリエント急行が船で運ばれて、山口県の徳山港から上陸し、広島を起点に日本一周の「オリエント・エクスプレス88」と銘打って周航したそうな。
その時の写真も載せられていました。
今は箱根のラリック美術館でラリックの内装を施されたオリエント急行の車両でお茶が飲めるらしいです!
実は、今も時々見ているYouTubeスーツ旅行チャンネルを見るようになったのもスーツさんがオリエント急行に乗った時の動画を見たのが始まりでした。
こんなお若い方がオリエント急行に乗ってるのね!そして、とても詳しく語ってる!
この人誰?って思ったのがスーツさんを知った始まり。
この本で知ったのですが、なんとアジアでもオリエント急行が走っていて、タイからマレーシアを経てシンガポールに行くのだそうな。
オリエント急行は金額もそうだけど、ドレスコードとかが無理かも〜と思ったのですが、こちらは暑いところだし少しカジュアルな感じなのが良いな〜なんて思いました。
実際に乗るのは無理だろうけれど、動画やこういう本でも楽しめるのは嬉しい。
箱根のラリック美術館なら行けそうだから、とりあえず機会があったら行ってみたいなと思いました。
(この美術館の車両もYouTubeで出している方が複数いらっしゃいます)
今日の話題その2
この頃漫画モードになっていて新しい漫画買ってみました。
と言っても、たくさんある中からよくわからないので、とりあえず「このマンガがすごい!」オンナ編の去年と今年の第1位になったのを読んでみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/1f/3a8f19215e698f51e5eb85f2142657c8.jpg?1685523338)
『海が走るエンドロール』 たらちねジョン
『天幕のジャガドゥーガル』 トマトスープ
最近の著者の名前に戸惑う(笑)
『海が走るエンドロール』は65歳で夫を亡くした映画が好きな女性が、自分は映画が撮りたいんだ!見る側だけでなく作りたい側だったんだ!と気づいて映像を学びに大学に入って映画を学ぶお話。
65歳って身につまされる年齢でだな〜
年齢もフォーカスされてるけど、描かれている主人公だけでなく、その周囲の大学生達の何かを作り出したいという想いと情熱がこの漫画に深みを持たせているのだと思いました。
若くても、幾つになっても、やりたいと思ったことをやれるって幸せだなと。
青春の迷い、それぞれの生き方など主人公だけでなく周囲のキャラクターもいい。
しかし、それでも歳には勝てないのかなというところもあり。
1巻は買ったのですが、その続きはレンタル漫画で読みました。
面白かったから、続きも買っても良いかなと思います。
4巻までですが、これからどうなるのかな。
『天幕のジャガドゥーガル』
ジャガドゥーガルとは魔女という意味だそうです。
モンゴル帝国に実在したファティーマという女性が主人公で、彼女は魔女と呼ばれていたという。
モンゴルによって侵略された国に住み、モンゴルの奴隷になったところからお話は始まります。
チンギス・ハンによって領土拡大した後に彼が亡くなり、その息子たちの代になったところで、これからモンゴルの行末とファティマーがどうなっていくのか。
チンギス・ハンがどんどんと攻め進んだ先の占領された土地の人々の想いがひしひしと伝わるようなお話でした。
この少女ファティマーがこれからどのように魔女と呼ばれるようになっていくのか、なかなか面白そうです。
ということで、2冊とも流石に1位だけあるなと思った漫画でした。