シニアの世界選手権に先立ち、ジュニア世界選手権が行われました。
新型コロナ騒動で、きちんと開催されるかしら?とちょっと心配だったけれど、エストニアのタリンでの開催。
優勝候補と目されていた鍵山君はショートでは1位でしたが、フリーで4トリプルトーループ転倒と最後の3アクセルが抜けてしまったのが響いて、フリーの点数が伸びず、総合に2位になりました。
同じく期待されていた佐藤君は6位でした。
お二人とも残念な気持ちが残った試合だったと思うけれど、立派に戦ったと思います。
そして、お二人とも来季はシニアに上がってくるそうです。
シニアの戦いがますます激しく、応援する方からすると面白くなる事でしょう❗️
世界ジュニアの日本人の男子メダリスト
1976年 🥈無良隆志
1989年 🥉鍵山正和
1994年 🥈重松直樹
1996年 🥈本田武史
1999年 🥉竹内洋輔
2002年 🥇高橋大輔←初のジュニア王者
2005年 🥇織田信成
2006年 🥇小塚崇彦
2010年 🥇羽生弓弦
2011年 🥈田中刑事
2015年 🥇宇野昌磨 🥉山本草太 ←初のダブル表彰台
2020年 🥈鍵山優真 ←初の親子表彰台
2002年に大ちゃんが金メダルを取るまで、先人の選手の方々も頑張って来られたのがわかります。
1976年が最初の開催だったようです。最初の大会でメダルをとっていたのですね。無良君のお父様。
1989年は鍵山君のお父様が取ってる。
2002年の大ちゃんの初めての優勝から、日本のトップ選手はジュニア選手権の王者になっていますが、現世界王者のネイサン・チェンはジュニア世界選手権では銅メダルしか取っていません。
ジュニアでの成績のままシニアで活躍する選手もいれば、シニアでの成績を残せない選手もいます。必ずしもジュニアの成績がシニアに反映しない事もあるのが、フィギュアの難しいところでもあるし、興味深いところでもあります。
しかし、鍵山君と佐藤君は来季シニアに上がったら、早速全日本では表彰台を争う選手になるだろうし(すでに鍵山君は全日本3位ですし)、世界でも実力を発揮できることと思います。
二人で切磋琢磨できるのも強みですし、どうか怪我なく成長して行ってほしいと願います。
そうなると、今の第3の男、私の推してる田中刑事選手が頑張らないと世界選手権やオリンピックへの出場が大変になってくるけれど、刑事君もそこは分かっていると思うので、来季はますますのレベルアップしてほしいなと思います。
実は先日の荒川さんとのテレビの対談で(フレンズプラス)大ちゃんが、刑事君はペアやらないのかな〜〜って言ってて、ちょっとびっくりしたんだけれど、確かに刑事君のがっちりした体格は日本男子には珍しくて、なかなか日本では見つけにくいペアの選手として向いているかもなと思いました。
シングルでもますます活躍してほしいけれど、そういう方向もあるのねとちょっと思った放送でした。
どちらにしても、来季はシニア日本男子の勢力図が大きく変わる年になりそうで、楽しみです。
そして、シニアの世界選手権が無事行われますように❗️