ミケマル的 本の虫な日々

活字中毒

 
 連休中に本の整理をしようと決心したけれど、まだ進行中です。というか、まったく終わりません

 読み終わって、もう読み直さないだろうという本は売ろうと思っています。量が多いので、宅配で送れるような古本屋さんに売るつもりです。とにかく、そう決心したので、現在分類中。

 もっと若い時には、いくらでも再読できそうな気がしていたけれど、さすがに50代に突入寸前の身では、あと長くて30年の間に再読しそうな本を選ばねばと、考えるようになりました。これを年の功というのでしょうか?

 ところで、日本では人口の10%の人間が90%の書籍を購入しているそうです。まさにその10%の中の一人が私ということなのですね。もしかしたら、というかきっと、私を含む活字中毒患者は、パチンコ中毒やゲーム中毒患者よりも少数派なのかもしれません。おまけに活字中毒患者は深く潜行していて、家の中まで入ってみないと判らないので、なかなか仲間をみつけられません。

 村上春樹の『海辺のカフカ』の中に個人の屋敷を図書館にした私営図書館が出てくるのですが、その描写を読んだ時に、まるで天国のようなところだなと思い、そう思ったことに愕然としました。私の理想の場所は、私のための快適な図書館で、そこは静かで、5月の穏やかな日差しと微風があるけれど、人間は自分しか居ないのですよ。ということは、私は人間よりも本をとったということ? さらに私はそこに犬が居てくれたらいいなと思ってしまいましたよ。

 やれやれ、私はとうとう、本(きちんと整理された)に囲まれて犬がいたらいいってことになってしまったのでしょうか。ここまで活字中毒が進んでしまったのかとちょっと反省しました

 しかし、考えてみると、家の本を片付けて、本棚がきちんをしたら、快適に本に囲まれて、犬が居るという理想の場所ができるのだ。そう思って、がんばって本を整理しよう いつまでかかるかは、神のみぞ知る

 

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