令和5年も残すところ数日となりました。
おかげ様で この秋から冬にかけて梵鐘、喚鐘、銅像、鰐口など いくつも鋳造させていただきました。
11月、12月は東北、関東、九州など全国各地へ出張し口径2尺から3尺まで当社製作の8口の梵鐘をお納めいたしました。
この年末はコロナ禍も落ち着き多くの方が各地のお寺へお参りされることと思います。
今年の大晦日も鐘の音が皆様の心に響き、この1年の振返りと来年に向けて気持ちを新たにしていただければ幸いです。
除夜の鐘に向けて準備なさるお寺様は ご安全のために以下ご確認をお勧めいたします。
1.梵鐘の吊金具のひび割れ ※特に海岸部は、サビなど腐食の程度が激しいので、十分ご注意下さい。
2.撞木の鎖、お堂と鎖をつなぐ吊元金具の腐食がないか
3.撞木本体と丸いバンド金具に隙間ができ、外れやすくなっていないか
4.梵鐘自体のひび割れ(底面の部分(駒の爪とよばれる部分)にヒビがないか
5.撞き座にまっすぐ撞木が当たっているかどうか
来る年が世界中の皆様にとって素晴らしい1年になるよう、心からお祈りしています。
来年こそは争いのない心安らぐ平和な1年となりますように。
良いお年をお迎えください。