首相官邸は、長い間逡巡を繰り返したあげく、やっと非常事態宣言を発令
する気になったようだ。 ちょっと決断が遅いんじゃないか?
その間に国民の危機感はゆるい状態が続き、大都市の感染者数はうなぎのぼり。
もう危険だとなって、やっと宣言が出る。
今日の東京は、3週間前のニューヨーク州だそうだ。
そのニューヨーク州は3週間後どうなったか? 1日で感染者が1万人増え、
感染者総数は10万人を超え、死者は3,000人に迫るそうだ。
日本の大都市がこうなるのは4月下旬という計算になる。
この感染力の凄さが、このウィルスの特徴だ。
非常事態宣言が出ても、改正特借法を運用するのは地方自治体だ。 外国のよう
にロックダウン(都市封鎖)などの強制力はない。
行政のスピードアップが決め手になるのだろう。
ニューヨーク州の経験では、「人工呼吸器」と「医療スタッフ」の確保が重要だと
いうことだ。
「新型コロナウィルス国内感染の状況」(毎日新聞)・・毎日更新