赤穂市は兵庫県の西南端、岡山県との県境にあり、町のほぼ中央を名水百選に選ばれた千種川が流れています。
坂越は「赤穂の塩」を運ぶ北前船の港として明治時代まで栄えました。
赤穂の塩田から運ばれた塩や内陸部の薪・米などは、千種川高瀬舟発着場にて大八車に積みかえられ坂越港に運ばれました。
千種川と坂越港を結ぶ石畳の道は、白壁と焼板の町家が並び、落ち着いた町並みとして残されています。
白壁と焼き杉板で作られた建物、作り酒屋の様です。
昔ながらの看板が目立ちます。乙女と言うお酒なのでしょうか?
作り酒屋の入り口には、杉玉があります。
杉玉とは、スギの葉を集めてボール状にした物で。酒林とも呼ばれています。
日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たすそうです。
杉玉が茶色になっているので、美味しいお酒が出来た証ですね。
時間が遅かったので、酒蔵は閉まって居ました。
お寺の隣に、大きな立派な建物がありました。
坂越まち並み館です。
大正時代の奥藤銀行坂越支店を修景整備した建物です。
古いアメリカ製の大金庫が残されている様で、銀行として使用されていた当時の古い歴史を感じます。
現在では、資料館兼観光案内所として名所・旧跡、特産品といった資料が展示されています。
古いアメリカ製の大金庫が残されている様で、銀行として使用されていた当時の古い歴史を感じます。
現在では、資料館兼観光案内所として名所・旧跡、特産品といった資料が展示されています。
通りの家は、豪邸が多く、うだつの様な軒先が作られています。家紋も入っています。
屋根の形を見ても、昔ながらの豪邸です。
細い路地も、焼杉の板と白壁。歴史を感じます。
坂越港、春は牡蠣が有名ですね。
食べ放題のお店もあり、季節によって賑わい方が変わる、坂越の街です。
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