回路図的には、伝送線路的トランスを崩していけば、オートトランスと同じになるの
だけれど、動作的にどっか違うのかなぁ?
工作的には、フェライトコアFT114-43にバイファイラ巻きして作るか、一本の線を
グルグル巻いて途中からタップを出す違いがあるけど、そのせいで高周波的に伝送
線路的動作をしないのか、う~ん、分からない。
実際には、バイファイラで巻いても、一本線で巻いても、とてもよくマッチングは
とれているんですが・・・・・。
どなたか、ご存じの方がいらしたら教えてください。
【追加】
レスポンスがないので、気づいた事を・・・・。
オートトランスと伝送路トランスとの違いは、
①オートトランスは、一本の線を巻いていき、途中でタップを出して、更に巻き続けて巻き切ってしまう。そうすると一次側とする巻き線の倍、倍でない微妙な巻き数でマッチングが取れる。バランスはとれていない。
伝送路トランスは、バイファイラー、トリファイラーで巻くので、一次側巻き数の倍、倍になる。(つまりN^2のインピーダンス変換となるので、マッチングが取れない場合が多い)
②オートトランスの巻き数は、共振周波数の一部になるので、SRA本体は目的周波数より高い共振周波数となる。
伝送路トランスは、巻き数による電力損失はなく、SRA本体の共振周波数にほぼ影響を与えない。
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