道の駅「小町の郷」の直販所で購入してきた山椒を使って、初めての山椒味噌を造ってみた。
初秋に採った赤い実の乾燥山椒だったが、辛さは芽吹きの山椒の若葉より、夏の青い粒山椒よりも一番強烈だ。
山椒は、きりたんぽやだまこ餅の鶏肉鍋にピッタリで、鶏肉の臭さを消してくれるので重宝して使っているが、赤い実の乾燥山椒はいい加減な目分量で入れ過ぎるととんでもない事になって、舌がいつまでもシビレて後悔することになる。
入れる量は、若くて青い山椒の実の半分くらいで十分だな。
さて、今回は赤い実の乾燥山椒を使って初めて山椒味味噌を造ってみたが、その顛末を記録する。
最初、すべて目分量で造った。
1.味噌120g程度
2.赤い実の乾燥山椒25g程度
3.赤唐辛子一本
4.砂糖大サジ3
5.日本酒がなかったので、米焼酎を100ml程度と水少量
●山椒をMILLで粉砕し鍋に入れ、次に赤唐辛子も粉砕して鍋へ。
●鍋に味噌、砂糖、焼酎を入れてトロトロにのばし、コンロで中火にして煮詰めた。
●焦げ付かないようかき回しながら、少し固めにトロっとしたところで火を止めた。
味見してみたら、山椒と唐辛子の辛さが強烈で、ご飯にのせて食べても舌がしび
れる。こりゃ失敗だ・・・(+o+)
味噌を増量して辛みを抑える事にする。
●味噌を300g
●砂糖大サジ3
●米焼酎100mlと水200ml程度
上記3品を鍋に入れてトロトロにのばし、最初に造った山椒味噌を加えて更にトロトロにのばして中火にかけ煮詰めた。途中かき混ぜているとプクンプクンと泡が破れるので、その都度煮立った味噌の飛沫が手に引っ付き、やけどしそうだ。(-_-;)
最初の山椒味噌よりは柔らかめだったが、もう限界だ。
ここで、火を止めた。
サケのフレーク瓶3個に詰めたが、まだ残っている。(-_-;)
瓶一個分で十分だったのに・・・・予想外な量になってしまった。(-_-;)
ま、おかげで辛さはやわらぎ、食べ易くなったから良しとするか。
少し残った山椒味噌を小鉢に入れ、砂糖ときざみネギを足してみた。砂糖を後から足すと更に柔らかくなるんだな。(''◇'')
ふ~ん、また新たな味のミソが出来た・・・きざみネギを入れると日持ちしないそうだが、これはこれで美味い。2~3日で食べきれるかなぁ・・・(;^ω^)
赤い実の乾燥山椒は、少量でも十分辛い(≧ω≦)
瓶一個分造る位なら100円玉の面積に、平に置いて余裕で収まる量で十分だ。好き好きだと思うが、山椒大好きな人でも、いつまでも舌が痺れるのはちょっとなぁ・・・。少しの辛さと山椒の爽やかな香りを楽しむくらいなら、入れすぎに注意!
ご飯にのせたり、焼きおにぎりに塗ったり、胡瓜につけたり、納豆に混ぜたり、利用範囲はイロイロ広い。まだまだあると思う。