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今更だが、SRA用トランスマッチのコイルの巻き方と給電パターン

2019年08月01日 12時59分37秒 | スーパーラドアンテナ

2バンド用としてどのパターンが最良か。

Aパターンは画期的ではなかった。(-_-;)

BパターンとCパターンは従来のトランスマッチの巻き方で、極性を反対にしてみて良い方を利用していた。どっちが本物かは不明だ。(-_-;)

今までトランスマッチはインダクタンスメインでのインピーダンス変換だと考え、同軸の芯線と網線を入れ替えてみるだけだったので深く考えなかったが、磁束が影響するのかインダクタンスが影響するのか、少し分析してみないと備忘録にはならないな。

 【8/3実験結果 7Mhzシングルで空芯コイルでのトランスマッチング】

Bパターンが一番放射が強い。

Bパターンの特徴

⚪二次コイルの巻き数は少なくてマッチングがとれる。(巻き過ぎるとRが大きくなる)

⚪共振周波数のRのピークとjx0がほぼ合っている。

⚪放射の強さは、2m離した所に同バンドのSRAで、受信はアイコムのトランシーバーのSメーターで50db振っている。

ちなみにCパターンの特徴は

⚪二次コイルの巻き数は多巻きしないとマッチングがとれない。(Rが大きくならない)

⚪共振周波数のRのピークとjx0が合わない。

⚪放射の強さは、2m離した所に同バンドのSRAで、受信はアイコムのトランシーバーのSメーターが40dbなので10db程悪化している。

何度か試したが、受信強度の面でもBパターンが優れている。

同じ巻き数ではBパターンの共振周波数は高めになり、Cパターンでは低くなる。

結論:どちらもマッチングはとれるがBパターンの方がより良い。

Bパターンの磁束は一次と二次で反対向きになっており、インダクタンスはキャンセル巻きっぽくなっているのに、なぜ一番良くなるんだろう??

 

 

 

 

 

 


1 コメント

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これと似かよった回路だった (SRA仲間の方で表現は違うが)
2019-08-04 06:47:16
複雑に表示されていたのでわからなかったが、単純に表現したらBパターンの仕組みと同じなので、キャンセル巻きの原理を使っている点は同じだった。
シングルバンド用はコンデンサーを使わなくてもマッチングは取れるけど、ダブルバンドになれば使わざるを得なくなるのかなwww



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